みんなほんと、びっくりするくらい、自分の持っていない(弱い)属性のことは、全然よく分かってないのです。
でも、コミュ力がある人は「自分が理解できてない可能性がある」ということを自覚している。
だから、属性に関わらず思いやりのある行動が取れる。
そもそも良い関係性を築くために
しかし、
「反対の属性のことも『分かった（ような）気』になる人」と、
「そもそも属性の違う人間がいるなんて思ってもいない人」は、
控えめに言っても、本当にうざったい対応をしてくる。
こういうところですよね、相手のことを好きになれるかどうかって。
エレコをやって、色んな属性の人と接してきて････強く感じます。
良い関係性を築けるかどうかって、属性そのものの問題ではないのです。
どんな属性の人とでも、良い関係性を築く方法は、必ずあります。
でも、人間関係は一方的なものじゃなく、「お互い様」なものですから、自分がいかに良い関係性を築こうと思っていても、相手にその気が無ければ、とても難しいもの。
相手にその気が無い時っていうのは････
相手が、こちらのことを「分かった（ような）気」になっている時、
または、
相手が、こちらのことをそもそも「違う人間だ」と認識してくれていない時。
この２つのどちらかの時、僕はその人と、コミュニケーションを取り続ける気を無くします。
どんな属性であっても。
わりと一瞬で嫌いになります。
自分の属性以外のことを知った気になってはいけない
自分自身も、気を付けたいなと思うし、エレコを知っている人には、みんなに意識してもらいたいなーと思います。
みんな、ほんとに、自分の属性以外のことは、全然分かってませんから。
びっくりするくらい、分かってない笑
エレコでいくら知識を身につけても、多少マシにはなっても、やっぱり分からないものは分からないですよ。
「水」はすぐ「火」を侵略してくるし、
「風」はすぐ「地」の安全を脅かすし、
「火」はすぐ「水」を馬鹿にするし、
「地」はすぐ「風」の妨害をします。
でも、それ、みんなほんとに「お互い様」なのです。
だから、大切なことは、「お互い様」に自覚的であるということなのです。
「お互い様に自覚的である」ということ
なるべく、自分と違う属性のことも、分かってあげたいと思って意識した上で、
でも、分かった気にならないこと。「自分が正しい」と思い込まないこと。
自分がもし相手の嫌なことをしてしまったら、謝る勇気を持つこと。
そして、それを気にしすぎないこと。でも反省して気は遣うこと。
ただ、それだけで良いから、コミュニケーションから逃げないこと。
相手もまた同じように、自分に気は遣ってくれているんだけど、違う属性なら（同じ属性同士でも）自分の予想に反した行動を取って当たり前だと、思っておくこと。
なるべく、いちいち怒らないこと。
お互いに、
「違う生き物同士だから、もし傷つけちゃったらごめんね」
という謙虚な気持ちで、優しく接すること。
お互いに、
「違う生き物同士だから、あなたが私を害してもそこに悪意がないことは知ってるよ」
と、赦してあげる心を持つこと。
そういうことを、ちゃんと、お互いに持っていられる人たち同士でだったら、どんな属性であっても、コミュニケーションは怖くない。
「属性別」に伝え方とか話し方とか響く言葉とかそういうのもあるけど、これはそもそも、それ以前の、本当に大切な「前提」のお話です。
「目の前の人は、同じ人間に見えて、全然違う生き物かもしれない」
という意識と、
「お互いに相手に心を尽くしたら、結果がどうなってもお互い様だよね」
という意識を。
大切にしていきたいし、していってもらいたいなと思います。
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