以前、梅澤聡さんの「コンビニチェーン進化史」を読んだときの話。
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元々は、「火×風」のビジネス戦略(インフラを作る)の参考にしようと購入した本だったのですが・・・・
読んでいくうちに、
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誰かのサポート役だった「地火」がいかにして圧倒的ポジションを獲得するか
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みたいな話に繋がってくることが分かってきました。
Contents
コンビニはもともと「補完」の目的で誕生した
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というのは、コンビニは元々アメリカ発祥の業態なわけですが、なぜコンビニという業態が作られたかというところを見ると、そもそも「補完」という目的だったとのことなのです。
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1900年代前半、当時アメリカでは買い物といえば大型スーパーに車で乗り付け、ごっそり大量に買っていくのが普通だったそうです。
(今でもそういうところはあると思いますが)
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そんな時、うっかり1~2品、買い忘れをしてしまったとすると・・・・
そのたった1~2品のために、わざわざまた大型スーパーに買いに行くのは、大変なわけですよね。
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駐車場も店も巨大なわけですから・・・・だだっぴろい駐車場の端っこに車を止め、バカでかいお店の中でその買い忘れを探して・・・・ってなると、ものすごく面倒くさい。
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そういう問題に対して、「1~2品程度だったら小さいお店で売ればいいじゃん」みたいな発想で作られた小型店、それがコンビニエンスストアという業態の前身です。
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今、日本では「スーパーとコンビニは競合関係」なんて言われたりもしますけれども・・・・そもそも元々は、主従関係だったわけですね。
基本はスーパーで、そこでの買い物をコンビニがそうやって補完する、みたいな。
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すなわちエレコ的に言えば、「風水」的なバカでかくて多種多様な商品が大量に並べられているスーパーに、規模が小さいけれども買い物はしやすいコンビニが「地火」的なサポートをしていた・・・・みたいな感じなのです。
クオリティよりも「今ちょっとだけ必要」
そして、今でも確かに、こういった側面はありますよね。
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買い物をする時、時間があって色々吟味したいなら、コンビニを選ぶ人ってあんまりいません。
食料品ならスーパーや八百屋さんなどに行くし、百貨店やショッピングセンターなどの方が、遥かにクオリティが高くて安いものが売っています。
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けれども、別にクオリティにこだわらないけれども、今ちょっとだけ必要なんだよな~みたいなものを買う時は・・・・
わざわざそういうお店に出向くのは面倒くさいから、コンビニでちゃちゃっと済ませることが、あるわけじゃないですか。
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今日の夕食のメニューをコンビニで考える主婦なんてそうそういませんし、
新学期を迎える子どもの文房具をコンビニで揃えようとする親も見たことないですし、
勝負下着をコンビニで買う女の子にも出会ったことはありません。
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(まぁ、いるのかもしれませんけどね笑)
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でも、ちょっと急いでる時にちゃちゃっと済ませたい食事はコンビニの弁当やおにぎりでもいいかなって思ったり、一品付け足しをコンビニ総菜でまかなったりもするでしょう。
筆記用具を家に忘れてきたことに気付いた時に、コンビニでペンを買うことはあるでしょう。
あんまりじっくり見たことないですけど、女性用下着類のコーナーもコンビニにはありますよね・・・
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そんな感じに・・・・
スーパーや百貨店などと同じ「食料品」「筆記用具」「下着」というようなカテゴリの商品を扱っていても、コンビニの存在意義はあくまで、そういったメインのお店に対する「補完」的な役割です。
コンビニの役割は「地火」さん向きㅤ
あぁ、確かになぁ・・・・と、コンビニの役割について読んでいたら、これ、「地火」さんの目指す道なんじゃないかなぁと、ふと思いました。
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よく、「地火」は「99点を100点にする人」と表現します。
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その最たる能力のひとつが「補完する」というもの。
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ひとつひとつのスキルはそこまでクオリティが高いものではないため、「器用貧乏」とされてしまうこともあるものの、秘書的なポジションに立ってリーダーができないことを片っ端からフォローするというような役割は、それこそ「地火」さんの輝くポジションです。
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まさにそれ、コンビニじゃないですか、と。
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ひとつひとつの商品がそこまでクオリティ高くない代わりに、大体何でもあって、ちょっとした買い物に便利・・・・っていうのがコンビニでしょ。
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むちゃくちゃ特化した専門分野が無いかわりに、幅広い分野のことを気軽に相談できる裾野の広さこそが、レベルの高い「地火」さんの素晴らしいところ。
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ちなみに、コンビニって屋号が同じなら商品もみんな同じように見えて、実はちょっとずつ違うんですよ。
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お店によって、その周辺の人々の層を鑑みて、商品構成を変えてるのです。
ビジネス街だとお昼時にお弁当が大量に詰まれていたり、主婦が多いエリアでは主婦向けの雑誌のコーナーが広く取られていたり、学校の近くだと文房具の種類が豊富だったりと。
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そうやって、地域に合わせて少しずつ商品構成をカスタマイズしていくコンビニのように、サポートする相手によって少しずつやることを変えていくのが「地火」さんのウリにもなります。
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サポート業務で活かされる地火さんの能力ㅤ
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例えば・・・・
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確定申告みたいな年に1回のどでかいイベントなら、税理士さんみたいな専門家にお願いするのも大切かもしれませんけど・・・・
日常的な経理処理くらいだったら、そこまでせずとも近くにいる人にお願いしたいじゃないですか。
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で、経理処理だけだったらすぐ終わっちゃうんだから、それだけじゃなくて、備品の発注だとか、スケジュール管理だとか、そういう事務雑務系も、一緒に頼めたらすごく楽じゃないですか。
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いちいち、事務の専門家、スケジューリングのプロとか、探さないでしょ。
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そういう時に活きてくるのが、細々としたことを色々包括的にフォローしてくれる「地火」さんなんですよねと。
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まさに、「サポート業務のコンビニエンスストア」です。
地火さんへ:大切な人にとってコンビニエントな存在になろう!ㅤ
ですから、「地火」さん。
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佳き秘書、佳きサポーターとして、大切な人を支えるポジションで輝こうと思ったら・・・・
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佳きコンビニになっていってください。
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品揃えがしっかりしていて、アクセスしやすくて、接客も気持ちが良い・・・・
そんなコンビニはやはり繁盛しますよね。
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逆に、いつも品切れが沢山あったり、辺鄙なところにあって行きにくかったり、無愛想で機械的な接客しかしないようなコンビニは、そりゃ潰れて当たり前ですもの。
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そんな感じで、「佳きコンビニの在り方」に、「地火」のビジネスパーソンは、特に学ぶべきところが沢山あるんじゃないかなぁと思いました。
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最初から完璧にできなくったって全然構わないと思います。
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コンビニだって、数十年前は今ほどコンビニエントではありませんでした。
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少しずつ少しずつ、商品数が増えていったり、ATMができたり、荷物の発送や受け取りができるようになったり、役所かわりにできたりと、その機能を増やしていったのです。
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それと同じように、「地火」さんも、まずは今できることで大切な人に貢献をしていくうちに、その人がより「かゆいところに手が届く」と感じてくれるように、できることを増やしていくのです。
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最初は、特殊スキルなんて無くて全然構いません。誰でもできるようなことを、普通にできればそれで十分。
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必要とされていくうちに、お願い事を聞いていくうちに、それに応えるために必要なスキルを増やしていくのです。
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資格を取ったり、ツールを入手したり、本を買って勉強したり・・・・そういうのは、後から後から付け足していけばそれでOKです。
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とにかく、「大切な人にとってコンビニエントな存在になろう!」という意識を持つことが、「地火」さんがビジネスで活躍したり、自分らしさを発揮して生きるための、王道のひとつじゃないかなと思います。
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コンビニのように、コンビニを見習って進化していってください。
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