「理解しない・できない」には、大きく分けて2つのパターンがあります。
「思考回路は似てるけど情報が不足しているから理解に至らない」という場合と、「そもそも感じ方も考え方も違いすぎて理解しようがない」という場合。
「話せば理解し合える」と言えるのは、前者のみです。
魚と鳥と陸上動物
理解できない相手や、理解してくれない相手とコミュニケーションを取る時は、この2つのどちらのパターンにお互いが当てはまっているのか、よくよく考えることが大切です。
どう見ても後者なのに「理解し合おう」としてしまえば、そこには苦しみの方が大きく生まれてしまうのではないでしょうか。
そして、感じ方も考え方も違う人間と無理やり理解し合おうとするから、ケンカにもなるのです。
「へー、あなたはそう感じるんだ、私は違うけどね。」で済ませておくことができないから、自分の基準に相手を合わせようとしてしまうし、もしくは自分を押し殺して相手に合わせて疲弊してしまうことになるのです。
「理解し合おう」とか、「話せば分かる」などは、無理な話です。
自分がどう思おうがなんだろうが、「違い」とは、本当の意味で理解し合うことはできないものです。
陸上動物に魚の気持ちも鳥の気持ちも分かりません。
どう頑張っても、海の中で暮らすことはできないし空を飛ぶこともできないですから。
ただ、「こういう気持ちなんじゃないかなぁ」とお互いに想像し合うことしかできません。
そして、魚や鳥が「私はこういう気持ちです。」って言ってきたとしたら、それに対して「そんなはずはない!」とか言えるわけありません。
陸上動物に何が分かるんですか、っていう話です。
似ていても仲良くても一人ひとり違う生き物
魚と鳥と陸上動物なら、物理的にも全然違うから、「分かり合えないほど違う」っていうことが分かりやすいのですが・・・
どうしても人間だと、見た目が似ていて、同じ言葉を話して、形式上はコミュニケーションが取れるから、「話せば分かる」という勘違いをしてしまいがちですよね。
でも、本当はそんなことはないのです。
違う場所で生まれ、育って、違う景色を見てきて、違う価値観と思考回路を持った人間同士、「完全に分かり合う=ひとつになる」ことなんて、出来ないのです。
遺伝子だって、1%でも違ったら別の生き物なのだから。
サルと人間では子どもを作ることはできないわけです。
それと同じで、心だって1%違ったら別の生き物です。
一緒の空間で一時的に仲良くすることはできるかもしれないけれど、完全に分かり合うことはできません。
だからきっと、大切なことは「分かり合う」ことではなく、「認め合う」ことなのです。
「あぁ、あなたはそういう生き物なんですね。」と。
認め合えればそれでいい
一人ひとり別の生き物で、絶対に同じではないし、分かり合うのではなく認め合うことが大切だという話をしました。
Mr.Childrenも歌っていました。
「ひとつにならなくていいよ 認め合えばそれでいいよ」と。
本当にそういうことなんだろうなぁと思います。
以前、『分かり合える前提の地獄、分かり合えない前提の幸せ』
という記事を書きましたが、合わせてお読みいただけると、より理解が深まるかもしれません。
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