自分らしい才能を発揮するには「10×10×10」分の1でいい

求められる人=「100万分の1」の人材になるには

先日、ここ数年で有名になってきた、
「100万分の1の人材になるには」
という考え方について、FB友人が投稿していたのを見ました。

キングコング西野さんなどが発信して有名になった、元は藤原和博さんという方が仰っている話です。

ご存じない方は、お調べていただき、西野さんや藤原さんの記事をお読みください。
<参考文献>

前回に続き、藤原和博氏による「10年後、君に仕事はあるのか?~AI時代にも価値を創出する働き方とは~」をお伝えします。(最終話) 動画版はこちら>>自分の時給はいくらか?藤原和博氏(以下、敬称略): 情報処理側にいきましょうというのは…

 

 

 

物凄く端的に言ってしまえば、

①「何だって1万時間かければ100人に1人の価値は持てる」
②「それが3つあれば、それを組み合わせた100×100×100で、100万人に1人の人材になれる」

という考え方です。

1つの分野で100万人に1人という突き詰めた専門性ばかりを追い求めるのではなく、「才能を組み合わせることが大切ですよ~」という話ですね。

 

このことについては、僕も非常に納得しています。

女性性の時代と言われたり、それぞれの個性が尊ばれたりするようになった現代では、ひとつのことに集中する「火」のエネルギーよりも、多くのことに分散する「水」のエネルギーが重要視されやすい傾向にあります。

マルチインカムですとか、パラレルキャリアですとか、そういった考え方も、まさにそういうところです。

どんどん、超スピードで時代が移りゆくようになっていく現在では、ひとつのことに何十年も時間を費やしてばかりいては、なかなか生き残ることはできません。

勿論何十年と費やされたものはそれはそれで非常に価値があります。
ただ、結果的にそうなったものに価値を見出すならともかく、「これから何十年もかけて作っていくぞ」という気の長いことは、変化のスピードが激しい現代では、なかなかしていられないという話です。

したがって、自分らしさや個性を発揮して好きな仕事をしていったり、自分自身を求められて生きていくためには、

「複数の才能の組み合わせ」

がとても重要なポイントになります。

100点の才能ひとつを突き詰めるのではなく、60点の才能を3つ組み合わせることの方が、よっぽど現実を切り拓いていけるのです。

ですから、「100人に1人」くらいの才能だったらそこまで突き詰めなくてもできるから、「100×100×100」で、100万分の1を手に入れよう、という考え方には、概ねまったくその通りだと同意します。

 

 

 

が・・・・
ふと思ったのです。

 

そもそも、「100万人に1人の人材」になる必要があるのかと。
母数が「100万人」という大規模である必要はあるのかと。

 

 

 

 

 

「個性が発揮される時代」の本当の市場規模

才能(性質)における「対多数」と「対1人」の違い

確かに、ビジネスそのものも含め、「風」エネルギーというのは、「対多数」を相手にすることに向いています。

ひとりひとりにじっくり時間をかけるよりも、同じ労力でできる限り大勢の人を相手にしていく、というようなビジネスモデルが推奨されるのです。

こうした人が輝く、求められるフィールドというのは、往々にしてスケールが大きいことが多く、競争もきわめて多い傾向にあります。
したがって、「100万人に1人くらいの逸材」になることが、自分を唯一無二の存在にするために、大切な目標になります。

 

一方で、「地」のエネルギーというのは、1対1でちゃんと相手に寄り添えるようなやり方が合っています。

広く社会のため世界のためという話ではなく、ただただ目の前の人にエネルギーを懸けることが、その人らしさを発揮させるのです。

 

この違いを例えますと・・・・

「セミナー講師「風」で、「個人セッション」が「地」という感じです。

どちらも、人に何かを教えたり、サポートしたり、伝えたりする仕事ですが・・・・
対多数と対1人ということで、正反対のポジショニングとなります。

 

 

リアルな繋がりにフォーカスした時の市場規模

僕も、起業やビジネスのコンサルをさせていただく中で、よく、

「地」の人は不特定多数の大勢に向けてビジネスをやろうとしちゃだめですよ。
まずは身近な、大切な人の役に立つことから始めるんですよ

というように、リアルな繋がりの方にフォーカスしてもらいます。

 

そうした時に改めて、藤原さんが仰るような、
「ひとつを極めるのではなく複数を組み合わせてレアな才能を手に入れる」
という発想をしますと・・・・

 
そもそも、「100万人」という母数を気にする必要性自体、無いのではないかと思うのです。

 

なぜならば、せいぜい人がリアルに繋がれる世界というのは、「100万人」どころか、「1,000人」でも多いくらいであるからです。

 

「組み合わせる」というのはどちらかといえば「水」の発想ですが・・・・
同じく女性性の「地」の発想で言えば、「自分の周りにだけ響けばいい」というものがあります。

遠くのどこかの誰か、顔も人となりも知らない誰かに求められようとするのではなく、自分と直接繋がっている、リアルな繋がりを相手にビジネスをしていくわけですから・・・・
その中で求められる人材になればいいのだったら、「100人に1人のスキル」ですら無くていいですよね。

 

「家族」「友達」「リアルな繋がり」なんていうのは、きっと多くても「1,000人」くらいでしょうか。

であれば、
「100万=100×100×100」なんて言わず、
「1,000=10×10×10」で、十分なのではないでしょうか。

 

自分の知り合いの中で、「10人に1人」くらいしかやっていないものを3つ見つけて、それを組み合わせれば、自分は自分の繋がりの中でのオンリーワンになれるのです。

 

「10人に1人」というのは、それこそ、結構そこらへんでわりと「誰でもやっている」ようなものですよ。

こう言ってしまうと失礼かもしれませんが、「絵を描く」とか「写真を撮る」とか「ブログを書く」とか、そういうレベルのものでしいんです。

例えば、フォトグラファーをやってる人というのは、自分の周りの「全員」ではないでしょうが、周りを見渡せば、「10人に1人」くらいの頻度ではいたりしますよね?それくらいのスキルです。

 

そういった、比較的ポピュラーなスキルですら、3つ組み合わせることができたら・・・・

十分に自分は、自分の周りの大切な人たちに、「自分にしかできない価値」を与えることができるわけです。

 

 

「本当に届けたい人」に届けられるスケール感は属性によって違う

広く社会の役に立ちたい「風」側の意識の人は、「100万人」にアプローチすることが重要かもしれません。

けれども、「地」側の人は、「1,000人」で良いのです。
もしかしたら、それでも多いくらいかもしれません。

 

なお、「100万人に1人の人材になること」と、「それで稼ぐこと」は、直結はしません。
それは「1,000人」でも同様です。
才能やスキルそのものと、それをマネタイズすることには、ちょっとズレがありますが・・・・
でも、それはそれで、後はやり方次第です。

マネタイズができないからって、「できることがない」なんていうのは、誤解も甚だしいものです笑

なんだったら、
「5人に1人の超ポピュラーな才能を5つ組み合わせる」
だっていいです。
(それで約3,000人に1人ですから、個人としては十分です)

 

藤原さんも、キングコング西野さんも、ホリエモンさんも、その活動を拝見していると、「風」側の意識の人です。
ですので、こうした人たちにとっては、「100万人」という大きなスケールで物事を考えるのは、当然のことでしょう。

しかし、これからの時代、「ひとつの突き詰めた才能(火)じゃなく「組み合わせられた才能(水)にシフトなっていくことと同じように、
「100万人という規模(風)すら必要なくなり、「1,000人の身近な人(地)に届くスキルで十分ということになってくると思います。

 

 

 

 

これからの時代の「自分らしさ」の表現とは

こうしたことを考えていくと、いよいよ個人個人の価値が、「できる・できない論」では、語られなくなりますね。

いかに自分の、ちょっとでもできることにフォーカスするか。
そして、それをいかにして組み合わせるか。
また、いかにしてそれを、他人に貢献できる形にデザインするか。
いかにして届けていくか。

そういうことの方が、「何ができるか」よりも超大切になってくる考え方なんじゃないかと思います。

 

僕(は、結果的に日本で最高クラスの技術を持ちましたが・・・・
(日本に2人しかいない立地専門コンサル)
それでも、それだけで十分なビジネスを組み立てるのは、容易じゃなかったですよ笑

結局のところ僕は、そこに「組み合わせ」をして、エレコを作り出すことで、ビジネスを安定させました。
そのおかげで「1,000人に1人」とは言わず、「10万人に1人」くらいの人材にはなれたと思います笑

それだからこそ、大切なことは、スキルそのものではなく、それを伝えていくこと、届けていくことだというのも、身に染みて分かっています。

 

これからの時代、「自分らしさ」なんて、「10×10×10=1,000」分の1程度で十分

そこをあまり突き詰めすぎる時間があったら、ちゃんと、人と繋がっていく、人に届けていくことに意識を向けた方がいいですよー、というお話でした。

 



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