人間関係・コミュニケーションを良好に保つポイントは「知識」と「意識」

自分が怒りやすい相手の属性とは・・・・?

日々、平均して5~10件前後の無料診断の申し込みを受けていますが、
その中で時々、その申し込みの文章やアンケートの回答によって、イラッとさせられることがあります。

そんなに長いやりとりをしているわけではないにも関わらず、
「無料診断の申し込み方ひとつ」で、ほんの短い、限られた文章だけでも、
どうしても僕の癪に障る人はいるのです。

(その具体例は今ここでは重要なことではないので書きませんが)

 

また、勿論、日常生活の中で接していても、
特に僕は「イラッ」の沸点は低い方なので、
比較的色んな人にイラッとします。

僕は頻度が多いかもしれませんが・・・・
しかし、誰かに対して苛立ちを感じることって、当たり前の感情だと思うのです。

良い・悪いの問題ではなくて、ですね。

 

 

そんな中、僕はこうしてエレメンツコードを使って、
色んな人の心のカタチを把握できるわけなので・・・・

「自分を苛立たせる人の共通点」を探してみたのです。

 

 

 

 

そして、分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

「そんなものは無い」と。笑

 

 

 

 

 

怒りを感じる出来事の本質にあるもの

「相性」が悪い相手?

まぁ確かに、僕自身は「火」のエネルギーが強いため、
どちらかといえば「水」側の人の言動に苛立つことは多いような気がしないでもないですが・・・・

では、同じ「火」側の人ならいつでも快く受け入れられるかというと、そうではありません。

また、「風」の強い人にカチンとくることもあれば、「地」の強い人に辟易させられることもあります。

 

このように、誰かに対して苛立つことや、コミュニケーション不全に陥ることは、
どんな人にでも有り得るものですし、誰に対してでも有り得るものです。

これを、「性質」や「相性」の問題だと捉えてしまい、

「あの人と私は相性が悪いからケンカしても仕方ない」

みたいに開き直ってしまう人もいますが・・・・

 

 

「相性の悪い相手」なんていないんですよ。

 

ただ、どんな相手とでも、「心地よくコミュニケーションを取る方法」はあるんです。

「性質」の問題ではなくて、ただただ、その場面場面で、それができたかできなかったか、それだけの話なんです。

 

 

 

友人でも家族でも恋人でも、なんでもそうです。
日頃から「適切なコミュニケーション」が取れていれば、それで問題は無いんです。

それができていなかった時に、その相手との間に衝突が生じたり、
自分が苛立ったり相手を怒らせたりしてしまうというだけのことなんです。

 

 

 

分からないのは「属性」のせいではない

「あいつは反対の属性だから、こちらの気持ちが分からないんだ」
と、そうやって「性質のせい」と言い切ってしまうのは、とてももったいないことです。

 

確かに、そういう側面がゼロではありません。
自分の最も強いエネルギーの、その反対の性質というのは、
「自分の中には無いもの」であるわけですから、想像するのも難しいわけです。

そのため、「適切なコミュニケーション」にならないことが起きやすいという傾向はあります。

 

しかし、忘れてはならない重要なこととして・・・・

「コミュニケーション」の問題であれば、それは、「知識」と「意識」でなんとかなるものなのです。

 

 

相手の性質なら、
どんなことを嫌がるのか、
どんなことを喜ぶのか、
そういうことの傾向性や実際のところを知っているかどうかという、「知識」

それから、
「相手が喜ぶことをやってあげよう」
「嫌がることはしないでおこう」という、「意識」
また、そのための「知識」をしっかり得ようという「意識」もですね。

この2つが揃っていれば、大概の場合のコミュニケーションは、そんなに大した問題にならないことがほとんどです。

 

逆に、相手が何を嫌うかも知らない、
または、知る気もない、
自分の物差しで「自分だったらこうされたら嬉しいから相手もそうだろう」と決めつけて行動する、
というようなことになると、そこでトラブルが発生する可能性が高くなります。

ただ、それだけのことなのです。

 

 

 

 

反対の属性の人とも仲良くできるし同じ属性でも喧嘩になる

僕とは反対の性質である「水」の人の中でも、僕がイラッとする相手は、
僕の「火」の触れられたくない怒りポイントに対して、無知や無頓着な人がほとんどです。

「知識」も「意識」も無い人は、こちらが踏み込まれたくない領域に平気で踏み込んできますし、そのことを指摘しても、

「そんなことくらいで怒らなくてもいいじゃん」と自分の基準を押し付けてきたり、
「だってこっちはこう思ったんだから仕方ないじゃん」と開き直ったり、
こちらに対してまったく配慮をしてくれないことが多いです。

逆に、ちゃんと「火」側のことを自分なりに慮って、
配慮をしてくれる「水」の人とは、仲良くさせていただけています。

まぁ、たまに、知ってはいても不注意でやってしまうことはあるでしょうけれども、
それはそれで、「反対の属性のことは分かりにくい」わけですから、仕方ないことです。
そういう時には、「そうされるのは僕は嫌です」とちゃんと伝えれば、
分かってもらえますので、大きなトラブルには繋がりません。

僕が「これはしてほしくない」「こうしてほしい」という情報を相手に伝えることで、
その人の「知識」になるため、僕と仲良くしたいと思ってくれる人は、
「意識」して行動してくれるわけです。

このように、お互いに理解や納得、共感の難しい反対属性の人同士であっても、
「知識」と「意識」次第で、良好なコミュニケーションは取れるのです。

 

 

一方で、本来は「似た者同士」のはずの、同じ属性の人であっても、
「知識」も「意識」も無い状態では、良い関係性は築けません。

「似た者」ではあるので、何も気にしなくたって、
“偶然”仲良くなれることはあるかもしれません。

けれども、違う人間同士、どれだけ似ていても「同じ」ではありませんので、
自分と相手の感じ方や考え方には、必ず違いが出てきます。

その違いの部分に対する認識を、ちゃんと「知識」として持つことが本当に大切ですし、
それを知ろうとしたり、知った上で心がけようという「意識」を持たず、
「同じ属性なんだから」に甘んじていれば、関係性はどこかで崩れてしまいかねません。

 

「火」の僕で言えば、同じ「火」の相手に対しては、

「お互いに『絶対踏み込まれたくない領域』が大きい」

ということまではなんとなく分かっても、じゃあ、

「相手のその領域はどこからどこまでなんだろう」

ということまでは、簡単には分かりません。

 

その領域の場所までもが、自分と同じはずはないのです。
自分とはまったく違う場所に強いこだわりを持っているかもしれませんから、
それを知らなければ、うっかり僕が相手のその領域に侵入してしまうこともあるわけです。

「オタク」同士なら必ず話が盛り上がるかと言えば、
「鉄道オタク」と「アニメオタク」では、すれ違って当然ですよね。
そういう感じです。

 

 

 

なお、自分の性質と相手の性質とによって、
「トラブルの起き方」にはある程度パターンがあります。

以下の表を参考にしてみてください。

人間関係総当たり表ネガティブ

また、せっかくですので・・・・

勿論、ポジティブな関係性になりやすいパターンについても、掲載します。

人間関係総当たり表ポジティブ

 

正しい「知識」を得て、相手のためを「意識」する

こうしたことを踏まえ、日々、色んな人とコミュニケーションを取っていると・・・・

誰かを怒らせたり、誰かに苛立ったり、
誰かとトラブルを起こしたり、誰かと仲良くなったり、
そういったことは、「属性そのものの問題ではない」ということが分かってきます。

どんな属性の相手でも、仲良くやれる時は仲良くやれますし、
逆に、どんな属性にも、個人で見れば嫌いな人はいますし、
僕のことを嫌っている人もいるでしょう。

そういった人間関係の齟齬、コミュニケーションのトラブルは、
「相手がどんな人間か」ということだけで終わりにしてはいけないと思うのです。

 

 

大切なことは、「知識」「意識」です。

 

相手の性質を知る

まずは、相手がどんな性質かを知ること。
これがなくてはまず話になりません。

ちなみに、エレメンツコードの診断に限った話じゃないですよ。
なんでもいいです、相手の性質が分かれば・・・・
エニアグラムでもストレングスファインダーでも16パーソナリーティーズでも

まぁ、ただ、占い等はオススメしません

占いは、大きな流れを見ることには長けてるかもしれませんが、
今この瞬間、目の前の人の「実際の状態」を正しく把握することは難しいからです。

少なくとも僕は、「あなたは双子座だからこういう人でしょ」って決めつけられたら、
その時点で怒ります。笑

ですので、そういった生年月日からの自動算出系のふわっとした話ではなく、
実際の考え方や感じ方を分析してくれるアンケート式の性格診断にしてください。

(エレメンツコードはそもそもこういうことのために作ったのでオススメです)

 

相手の歓びと怒りのポイントを知る

さらに、性質を知るだけで終わりにしないでください。

より掘り下げて、

「どんな性質の人がどんなことを歓び、どんなことを嫌がるのか」

ということまでを、ちゃんと知ってください。

 

最初からカンペキに、全属性の隅々まで理解することは不可能ですが、
しかし、簡単な取っ掛かりはすぐにでも掴めるものです。

 

参考として、相手の属性によって異なる、
「やる気の出る褒め言葉」と、
「やる気を削ぐNGワード」を、
それぞれ掲載します。

 

やる気の出る褒め言葉

やる気を削ぐNGワード

 

「意識」して実践していく

そして、それを「知識」として得たら、ちゃんと使っていこうという「意識」を持ってください。

「この人は何の属性なのかな?
あ、発言見てると、『水』の人なんだな。
ということはこうされたら喜んでくれるかな?」

というように「意識」して、コミュニケーションを取っていってほしいのです。
(相手の属性は予想できればそれでいいですし、お互いにエレコを受けていてくれると便利です)

他者の属性を予想する場合は、こんなワークシートがありますので、参考にしてみてください。

周りの人の属性予想シート

相手の属性を理解(または予想)した上で、

「自分はこういうことを喜ぶけど、でも相手がそうとは限らない」
「自分は気にしないけれども、相手は嫌がるかもしれない」

ということを念頭に置いてコミュニケーションを取っていくのです。

結果的に間違ってしまったら仕方のないことですが、
そうやって「意識」をするところから、良好なコミュニケーションが生まれてきます。

 

別に、完璧に理解はできなくても構いません。
というより、そんなことは実質的には不可能です。

相手を怒らせてしまった時、
「なんでこんなことでそんなに怒るんだろう?」
という気持ちになることはあるかもしれませんし、それはそれでいいのです。

ただ、
「よく分からないけど、でも相手にとっては大切なことなんだな」
と、知ってください。

それを「知識」として持って、受け容れる「意識」をすることが大切なんです。

 

 

 

ただそれだけのことで、人間関係のトラブルの多くは、大きく改善されることがあります。

逆に言うと、僕が見てきた中で、人間関係に問題を抱えている人たちの多くは、
その人自身または周りの人も含めて、「知識」も「意識」もないことがほとんどでした。

「同じ人間なんだから自分と同じ考えをするはずだ」
という、誤った認識による「無知」が、多くのトラブルを引き起こしています。

もしくは、「性質や性格」の表面に囚われて、
「あの人と私は合わないんだから仕方ない」と開き直ってしまっていることもあります。

それも、「うまくいかせるにはどうしたらいいか」を知らない、
そのための「知識」が無いことが原因です。

 

 

 

こちらが理解しようとしても相手がそうしてくれないこともある

勿論、人間関係は相対的なものなので、自分ばかりが「意識」しても、
必ずしも良好なコミュニケーションが取れるようになるとは限りません。

相手が頑として譲らない、自分のことを知ろうともしてくれないうちは、
いくら自分が歩み寄ろうとしても、なかなかうまくいかないこともあります。

そういった時は・・・・

 

「私はあの人と仲良くしたいと思っているけれども、
あの人はそうは思ってくれていないんだな。
あの人は私のことを知りたいと思ってくれていないんだな。」

と、その人の「人間関係を良くする気が(今は)無い」というところまで含めて、
そういうものなんだと受け容れてあげてください。

「私は仲良くしたい!!」を押し付けてしまえば、
それは、相手の性質を無視してることになってしまいますから。

 

 

 

自分が悪いから、相手が悪いから、怒りやトラブルが起きるわけではありません。
ただただ、「違う」から起きるだけです。

それをなるべく回避するために、自分がどんな人か、相手がどんな人かを知るだけ。
自分と相手の性質を鑑みて、どう行動したらいいかを知るだけです。

そして、その行動をなるべく選んでいく、というだけなのです。

 

 

これができるだけで、人間関係は、とても嬉しく幸せなものが構築されます。

今の僕が、パートナーシップも含めて、
エレメンツコードを軸に繋がっている多くの人たちと、良好な関係を築けているように。



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