「属性を言い訳にするな」と、そう言いたくなる気持ちも分かるんだけれども、「属性を言い訳にするフェーズ」というのも、確かにあるのです。
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わたしは『水×地』だから『火×風』のことができなくていいㅤ
例えば、本来は「水×地」の人が、周りの人の価値観や社会の常識などに縛られて、「火×風」を無駄に頑張ろうとさせられているなら・・・・
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いいんです、「水×地」側であることを言い訳にして、「火×風」の頑張りなんか、やめてしまったらいい。
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ここで「属性を言い訳にするな」と詰め寄ってしまうのは、ただの精神的な暴力です。
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そういうことをさせないために、僕はエレコで人の性質を属性分けしたんです。
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あなたがあなたの基準を、周りに押し付けないために。
周りの人が自分の基準を、あなたに押し付けないために。
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だから安心して、
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「私は『水×地』なんだから、『火×風』のことができなくても悪くない」
というふうに、自分を赦してくれて構いません。
わたしは『水×地』だから…が許されないときㅤ
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ただ、多分この先に、「属性を言い訳にしない」っていう概念があるんです。
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例えば・・・・僕がそれを言いたくなってしまうのは、
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◆都合のいい時にだけ属性を言い訳にする人
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◆自分が持っていない属性について、他人のことを受け入れようとしない人
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を見た時です。
これは、問題だと思うんです。
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例えば・・・・
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「水×地」の強い人って、ビジネスでバリバリ結果を出していくのがちょっと難しいところがあります。
頑張りたいなら頑張ってもいいけれども、そこを「火×風」発想で頑張る必要はないと思います。
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「私は『水×地』だから、ビジネスはやらなくていい」
というのは、そこは言い訳に使って構わないのです。
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ただ・・・・
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そういう時には、自分が「水×地」だから、っていう属性の性質を言い訳に使っておきながら・・・・例えば違う場面で、「『水×地』って一括りにされたくない」とか言う人・・・・
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情緒不安定な人に、「水×地」って情緒不安定になりやすいところがあるからね~って話をしたら、「そこ『水×地』で括られたくない」って言われたり。
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「水×地」の人、あなたとあの人とその人、同じ属性だから似てるところあるよね~って話をした時に、「括られたくない」って抵抗したり。
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・・・・いや、気持ちは分かりますけど。
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自分を癒す時にだけ都合よくカテゴライズにハマっておきながら、それ以外のところでは受け入れないっていうんじゃ・・・・
そりゃ、ズルイでしょ、っていう話です。
『水×地』を言い訳にするなら、ネガティブな面も受け止めよㅤ
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あなたが無理に頑張らなくていい、という根拠も、僕は「水×地」だから、という性質をベースに伝えてあげられている。
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それを受け入れるのであれば、「水×地」にカテゴライズされる他の性質についても、受け入れてくれないと・・・・
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百歩譲って、「カテゴライズ」そのものは、多少ズレがあってもいい。僕が考えた枠だし、人間の性質は常時変化するから、「この時は水地だけどこの時は水風」とかみたいに変化することもある。
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だけれども、「性質」そのものは、ネガティブもポジティブも表裏一体です。
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「感情表現豊か」は「情緒不安定」とセットだし、「好奇心旺盛でフットワークが軽い」は「飽きっぽくて落ち着きが無い」になりえる。
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「感情表現豊かだね」って言われるのは受け取っても、「情緒不安定なところがあるね」って言われるのは受け取らないって・・・・
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いやいや、オイオイ、だったら、そこもうちょっとしっかり自分でコントロールしようや、っていう話になります。
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こういう言い訳の使い方は、エレコの正しい使い方ではないので、僕としてもあんまり歓迎できません。
『水×地』を言い訳にするなら、違う属性の言い訳も許そうㅤ
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また、「水×地」だから「火×風」のことが分からない・・・・っていうのもね。
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確かに、それはそうです。
「分からなくて当たり前」という見地に立つことが、相互理解の大切な一歩目になるわけなので・・・・
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そういう発想は大切なんです。
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でも、それは「理解できないからこそちゃんと理解できるようになろう」っていうスタンスでいてほしいということ。
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決して、「理解できない=相手がおかしい」なんて言い方をしてもいいという話ではありません。
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あなたが、「水×地」側の発想で、出来ることや出来ないことがあるのを受け入れてほしかったら・・・・
その分、あなたと違う属性の人が、「火×風」側の人が、あなたにとっては信じられないような態度や性質であっても、それを受け入れてあげてほしい。
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自分は「水×地」だから、を言い訳にするのに、相手が「火×風」だからという言い訳を赦さないのは・・・・それは、僕が赦さない。
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あなたが相手の性質を認めてあげないなら、あなたも自分の性質を認めてはもらえない。
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「自分が相手を赦すこと」と「相手に自分を赦してもらうこと」は、いつでも必ずセットで生まれるものです。
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これを誤解して、「自分が相手に赦される」ためだけに属性の話を言い訳に使えば、そりゃ「言い訳するな!」になるのです。
エレコは相手を赦すためのツールなんです
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だから、ね・・・・
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自分がしんどい時は、まず自分の苦しみを、属性を言い訳にして緩和するところから始めてくれて構わないんですが・・・・
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でもそのフェーズが過ぎ去ったら、属性の話というのは、「相手を理解するため」にこそ、使ってほしいのです。
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「相手を赦すため」かな、言い換えれば。
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私にとっては全然理解できないんだけれども、でもそれも、私とあの人、属性がこんなにも違うんだから仕方ないよね。
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っていうふうに。
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自分を赦してもらうためのツール、というのは3割くらいで、残りの7割は、相手を赦すためのツール、なんです。
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わざわざ、こんなものを作って、めんどくさい批判とか浴びながらも人の性質を属性分けしていってるのは・・・・
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いつでも、自分が自分と違う他人を理解するための、その一歩にできればと思って。
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相手の属性が分かれば、それが相手を理解する取っ掛かりになるから。
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相手の属性が分からないと、何をしたら喜ぶのかもなかなか見当をつけるのが難しいから。僕みたいなコミュ障は特に。
属性を言い訳に使うことは悪いことではないㅤ
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いいんです。
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「属性を言い訳に」使ってくれて。
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あなたが、頑張ってもできないことがあるのは、それはあなたが悪いわけじゃない。
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あなたが持っていない、苦手な属性については、できなくても構いません。
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別に頑張って全属性網羅したいというのなら、それはそれで構いませんが・・・・そんなことをしなければいけない必然性は、ないからね。
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あとこれは余談ですが、まぁ確かに、最終的には全属性のバランスを取れることっていうのが大切だとは、日頃から言っています。
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けれども、例えば、
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「火」が元々強い人ができる「火」の発揮の仕方
と、
「火」が弱い人がやるべき「火」の発揮の仕方
とは、
全然違うものなんです。
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なので、「水×地」の人が「火×風」と同じことができるようになる必要はまったくないし、というか無理だし無駄だからやってはいけません。
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ここは、「水×地」だから「火×風」ができない、という言い訳を使ってくれていいんです。
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ここに文句を言う人がいたら、それはエレコそのものへのバッシングなので僕が受けて立ちます。
バカにしてんじゃねーぞと言ってやります。
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「全部の属性をバランスよく」っていうのは、そういうことじゃないですからね。
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ちなみにこの話は別記事で詳しく解説しているので、よかったらそっち読んでね。
エレコはあなたも、あなた以外の人も赦すツールㅤ
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というわけで・・・・
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いいよいいよ、属性の違い、どんどん言い訳にしてください。
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でも、これだけは覚えておいて。
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あなたが言い訳に使った分、他の人が言い訳に使うことも赦してあげること。
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そして、自分が言い訳に使わなくてもいいフェーズになったら、他人を理解するきっかけとして使うこと。
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一番言ってほしくないのは、「言い訳に使うな」という言葉。
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言い訳に使わせてあげてください。
そのためのエレコです。
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まぁ、分かるよ。
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僕は「火×風」側の人間だから・・・・厳しいことを言いたくなっちゃう気持ちの方が、分かる。
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でも問題は、「言い訳に使うこと」ではないんだ。
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「自分に都合のいい解釈の仕方をすること」なんだ。
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僕が、自己理解と他者理解のために作ったツールを・・・・
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自分を癒す言い訳には使うくせに、他人を理解するためには使おうとしない人を見るとね。
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ネットは使うくせに使用料は払わない人、くらいに腹が立つなぁと。
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エレコのカテゴライズは、どこまでもあなたを赦す。
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あなたが、赦されたいなら。
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でも、同時に、あなた以外の人も赦す。
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あなた“だけ”を赦すことはしないから、そのつもりで。
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