仮初めの「地」から、本音の「水」を解放した女性の話

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まず１つは････
「地」の自分と「水」の自分のバランスの取り方が上手。
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彼女は、先述の通りおカタい系の職場に勤務しています。仕事で求められ、メインで使っているのは、
彼女の中の「地」の部分が大きいみたいなんですよね。
事務系の仕事を、黙々とやるって感じの。
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これはこれで別にそんなに苦でもないようなんですが、
とはいえ、これ“だけ”ではしんどくなってしまいますよね。彼女の中には、「地」だけではなく「水」もあるわけですから。
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しかしそれでいて、
仕事中にはそんな水水できる状況なんか無いとのことで････そりゃ、そういう場で働いていたら、
２年前に出会った当初の「おとなしい感じ」になるよなぁ。
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そんな彼女は、特に今年に入ってからすごくイキイキし始めたんですが、
それと合わせて始まった新しい活動として、
「Youtubeでのゲーム実況」があったんです。
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仕事して還ってきて、
夜、自分がプレイするゲーム画面をYoutubeで配信するっていうもの。
（僕自身はあんまりそっち系は見てないので詳しくないですが、
ゲーム実況の配信者は実はいっぱいいるみたいですね）
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で、そこでは思いっきり水水することに決めているんだそうです。

視聴者からリクエストがあっても、自分の気が乗らなかったらやらない。
思いっきりわがままに、自分のやりたいようにやって、それを配信する。
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彼女のYouTubeチャンネル↓↓

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https://www.youtube.com/channel/UCDMLZv94UslQfSK-UApba4Q?app=desktop

決してここでは「地」を使わない。つまり、

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自分の好きなように、好きなことだけをする。

ちょっとしかやらない日もあれば、日付をまたいで何時間もやる日もある。
そういうのもその時の気分次第。
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こりゃ、水水している。
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それでいて、それが気持ちいいんですよね。
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僕も何度か生配信中に覗かせてもらってますけど、まったり和やかで、
そして彼女自身がゲームプレイをすごく楽しんでいるので、
その楽しさが伝わってきて、油断するとずっと見ちゃう笑
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とても良い空間がそこにはできていました。
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他の視聴者たちも、その彼女の空気感を一緒に楽しんでいるようでした。
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こうして、

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と、強いですよね。

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こうして自分らしさを出せる場があるから、
仕事中に出せなくてもそこまでストレスにならない。「家帰ってゲーム実況で出せばいいや」ってなるから。
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かつ、こうして自分らしさを出す体験をすることで、
他の場面でも出しやすくなるわけです。「ゲーム実況してる時の自分みたいな感じでやればいいんだ」って、
その感覚が掴めるから。
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これは、シンプルなようだけど素晴らしいなって思いました。

その２：尽くしたいと思わない相手のために自分の貴重なエネルギーは使わない

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先述の通り、彼女の業務は事務系なので････
なんていうか、変な雑事を、無駄に頼まれることもあるわけですよ。
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あるでしょ、事務系のお仕事している方々････
「それ、私がやるべきことじゃないんだけどな」
「そんなことやって何の意味があるの？」
みたいなやつ。
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で、彼女も、そうやって頼まれる変な雑事のひとつについて、
どうしても納得がいかなくてやりたくないことがあったそうで。
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それを、

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なお、勘違いしないでいただきたいんですが、決してそれは
「上司の命令に逆らって業務をボイコットする」とかいう、
荒々しい手法ではありません笑
ㅤ単純に、

そうです。
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もうちょい具体的に言うと････
シンプルに、その業務が発生した時に、絶対に自分から率先して動かないというだけ。

すると、他にもできる人はいるわけなので、他の人が勝手にやってくれるんですよね。
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っていう感じです。

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そして、そういうのがずっと続くと････
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「あ、彼女はこの業務はやらない人なんだな」
っていう印象が周りにも次第に伝わって、彼女がそれをやらないことが
その職場の当たり前になっていったんだそうです。
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だから、誰も彼女にそれをやることを求めないんだそうで。基本的には事務方の別の人がやってるんだけど、
彼女以外に事務方がいない場合でも、
他の手が空いている人が勝手にやるんですって笑
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彼女はこのことについて、
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「だから私、『他人軸の地』はないんだなって思いました笑」
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って話してくれたんですが、
僕はむしろ逆だろうなって印象を抱きました。
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「地」属性の中の「他人軸の地」というのは、

それによってパワーが出るんですよね、「地」の強い人は。
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ここでポイントになるのは････
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「地」の強い人が気疲れしちゃう原因の多くは、
結構ココにあるんですよ。
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空気を読める、協調性がある、周りを気にできちゃう性格だから、
色んな情報をキャッチしちゃうんですけど、

その多くが本当は「どうでもいいこと」で、
その取捨選択ができないからしんどくなってしまうんです。
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って、優先順位を心の奥でちゃんと決められている「地」人間は、
真に空気を読む力が飛び抜けているし、無駄に消耗することもありません。
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彼女がやったのは、まさにここだろうなと。
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その雑事そのものは、
「大切な人のため」だったら、できたことだと思うんです。
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でも、彼女の中でどうしても、それをする相手に納得がいかなかった。
だから、やらないことにした。
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これこそが、正しい「他人軸の地」です。
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誰彼構わず、とにかく目の前の人の顔色を窺ってしまうのは、
本当の「地」じゃないんです。
ただ、臆病なだけ。
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あ、別に「悪い」わけじゃないけどね。
ただ「レベルは低い」から、もっと高めていけるに越したことはないねって話で・
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そして彼女は、「地」のレベルがそこでだいぶ高まったんだと思います。

という、勇気ある決断をしたことで。
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これが、２つめのポイントです。
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「どうでもいい人（または嫌いな人）」に自分のエネルギーを無駄遣いしない

まとめますと････
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この２つによって彼女は、元々の、
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「他人の顔色ばかり窺ってしまって自分の本心をちゃんと出せない、
周りから見ると“おとなしくて無害”ではあるけれども、
人生を楽しんでいるとは言える自信がない」
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っていう状態から、どんどん解放されていくことができたようです。
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今や、コミュニティ内で、同じ「水」側の人間からも、
「ド水やないか！」と行動にツッコミを入れられるレベルで笑
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そんな彼女の変化に････努力？はあったのだろうか？笑
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どうか分からないけど、多分、無かったんじゃないかな笑ㅤ
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エレコ的に考えたら、努力したら
もうその時点であんま「水」じゃないもん笑
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ただ、自分が楽しくいられる場所を作っただけ。
そこで、ちゃんと楽しんだだけ。
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ただ、自分がやりたくないことをやらないと決めただけ。
自分を犠牲にした気の遣い方を、しなかっただけ。
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それが、今の彼女の水水とした雰囲気を作り出したんじゃないかなぁ。
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誰にでもできるよ！！って、そもそも「火風」で、
彼女の変化を理論的に説明はできても
再現できない僕が言っても説得力ないかもしれないけど笑
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ただ、きっと彼女みたいな人はいっぱいいると思うんです。
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そういう人は、きっと、ちゃんとそうなれるはず。
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今できていないのは、どっかでボタンを掛け違えているだけ。
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良かったら、ちょっとこの話を参考に、
自分に置き換えて考えてみてもらえたらと思います。
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やりたいことを思いっきりやれる場を作ったり、
逆に、絶対にやりたくないことをやらないと決めてみたり。
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こういう彼女みたいな事例もコミュニティ内に色々あります。