HSPもADHDも発達障害もカテゴライズではないところで捉えたい

もしかしたら誰かを傷つけて炎上させてしまうかもしれないけれども、前々から考えていることなので、ちょっとシェアを。

HSPやADHDだとカテゴライズすることは意味がないㅤ

今後ね、例えばHSPとかADHDとか発達障害とか、そういうふうにカテゴライズされている性質も、全部エレコでワンストップで診断できるようにしたいな、と。

もうこれ、ずっと思ってましてね。

昨今、そういう特性に対する認知が広まってきて、それで救われる人もいて、それはそれでとても素敵だなぁと思う側面もあるのですが・・・・

どうにもね、木を見て森を見ないような話だなーとも思うのです。

僕の尊敬する方もよく仰ってるんですが、HSPもADHDも発達障害も、本当に極端にそうだという人もいますけど、広く見たらある程度誰しもが当てはまる部分があるわけですよ。

だから、便宜上そういう呼び名があったり、分かりやすく自分の性質傾向を「私はHSP気味です」というように説明したり、そういうことはあってもいいと思うけれども、『カテゴライズすること』自体にはまったく意味がないと思うんですよ。

それをすると、逆に苦しむ人も出てくるでしょ。

カテゴライズではなく度合いのはなし

僕も実は20歳くらいの頃、自分がアスペルガーなんじゃないかと悩んで苦しかった時期があるんですけど、その時に、

「お前程度の症状でアスペルガーなんて言ったら、本当にアスペルガーで苦しんでる人たちに失礼だ」

って言われたことがありまして・・・・

あぁ、あの時はショックだったなぁ。

そういうのって、

「アスペルガー or Not」

みたいな、カテゴライズで0⇔100の考え方をするから、そうなるわけで。

どこかに明確な基準を設ければ、逆にそれで切り捨てられてしまう人が出てくるのは当然のことです。

そういうのが、本当に馬鹿馬鹿しいと思うので、だからエレコも、カテゴライズではなく、

「全属性を持ってる前提でどれくらいのエネルギーバランスなのか」

に着目する仕組みにしているわけです。

なので、HSPやADHDや発達障害っていうのも、そういうのをひとつひとつカテゴライズするのではなくて、

「そういう傾向性がどのくらいの度合いであるのか」

っていうのを、包括的に示せるようにしていきたいと思っています。

自分の障がいを盾にする危うさㅤ

そりゃ、今までずっとしんどい思いをしてきて、そういう「病名」みたいなのがついたことで、それで心が楽になったみたいなのは、本当に重要なステップだと思いますよ。

でも、だからといって、

「私は発達障害だからこういうことができなくても仕方がないんだ!」

「私のHSPを理解してくれない周りが悪いんだ!」

っていうような、ネガティブな開き直りをしちゃうのは、どうかと思うんですよ。

変化・成長の過程としてそういう時期があるのは仕方ないけど、そこで止まってしまっていては、本当の意味での幸せな人生には繋がっていかない。

それに、時々勘違いしてらっしゃる人がいるようなんですが・・・・

しんどいのは、HSPやADHDや発達障害“だけ”じゃないですからね。

時々、

「私は発達障害だ、だからこんなにしんどいんだ、それをみんなもっと認めてくれるべきだ」

みたいなことを前面に押し出して、逆に一般の人の幸せを踏みにじるような態度の人もいて、これがカテゴライズの弊害だなって、いつも思ってます。

あなたが発達障害で苦しんでるからといって、発達障害を持ってない人が苦しんでないと思ったら大間違いなんだということに、気付けていないのよね。

で、そういう態度を取るから、余計に苦しめられることになるわけですよ。

0⇄100ではなく程度の問題として分かり合う材料にすればいいㅤ

僕は、発達障害の人が発達障害であることを理由に僕の行く手を遮ろうとするなら、そんな人は踏み潰していっていいと思ってますよ。

あなたが自分の苦しみを分かってもらえないのは、あなたが発達障害を言い訳にして他の人の苦しみを分かってあげようとしてないからですよ、と。

カテゴライズして、白か黒かで分けていったら、こういう分離や対立がいつまでも消えていかないわけです。

だからもう、便宜上や分かりやすさのため以外でのカテゴライズは、極力やめにしたい。

「あなた水エネルギー超強いね、そりゃめちゃくちゃ敏感になるよね」

「それだけ内向性が高かったら、外部刺激が多いとつらいよね」

みたいに、誰もが持っている性質の程度の問題で捉えられる方が、よっぽど分かり合える可能性は広がると思うのですよ。

HSPもADHDも発達障害もフラットに捉える僕のコミュニティㅤ

今、僕のコミュニティには、HSP気味の人もADHD気味の人もいますし、それこそLGBTの人も、複数人います。

でも、別にその人たちはそれらを、「イコール自分」とは捉えていません。

それらは、自分の大切なアイデンティティを構成する要因のひとつではあるかもしれませんけど、それ自体が自分であるとは、誰も思っていません。

だから、「AさんがLGBTである」という話も、良い意味で、「ふーんそうなんだ、それで?」と、あんまり誰も気にしていません。

LGBTであるかどうかではなく、その人自身の人格や人間性の方に、よっぽど注目がいくからです。

その人が何かしても、それは「LGBTだから」ではなく、「その人自身がその行動を起こそうとしたから」と捉えます。

問題が起きても、それは性質や障害のせいではなく、その人自身の人間性と選択の結果です、と。

そういうのがとても素敵だなぁと思うので・・・・

僕は、HSPもADHDも発達障害も、その他のそういうカテゴライズされた問題も、どれも変に特別視することなく、フラットに捉えていきたいなぁと思うのです。

自分を障がいの被害者だと思うのは要注意

今まさにそういう障害に苦しめられていると感じる人にとっては、そういうカテゴライズを取っ払おうとする僕は嫌な人に見えるかもしれませんが・・・・

まぁでも、カテゴライズそのものが悪いわけではなく、そこにハマりきってしまうと先がないよと言いたいだけですし、そのカテゴライズをうまく使って、他者や社会のために行動している人もいっぱい知ってるので、それは素晴らしいと思っています。

ただ、まぁ、そうやって分かりやすいネーミングにすることで、苦しんでる人たちに救いの手を差し伸べようとするフリをして、自分の私腹を肥やそうとしているだけの人は、言語道断ですけどね。

ただただ自分で自分を障害の被害者だと思ってしまうと、そういう悪徳な手口に引っ掛かりやすくなってしまうから、それは注意してねとお伝えしたいですが。

ある意味、HSPやらADHDやら発達障害やら、名前がついている性質はまだマシかもしれませんよ。

世の中には人の数だけ苦しみがあって、それを他者と共有したり説明したりが難しく、苦しんでいる人はいっぱいいるわけで。

誰しもが、何かしらの課題を抱えているわけで。(本人の自覚がない場合もあるけど)

誰しもが、特別なんかじゃない。

どんな、カテゴライズされた性質も、それ自体をアイデンティティにしないように。

大切なのは、あなた自身の人格や人間性です。

「その性質を持って、そしてどう生きるのか」

そういうところに、もっとフォーカスをしていきたいと思うのです。

今苦しんでるあなたへㅤ

最後に。

HSPやADHDや発達障害、LGBTなどで今まさに苦しんでいる人へ。

僕のこの投稿は、あなたのその苦しみを否定するものじゃありません。

ただ、あなたがその苦しみを抱き留めて、幸せに生きられるようになるために、本当に大切なのはこういうことなんじゃないかなって、提案したいだけです。

なので、ピンとこなかったらスルーして構わないし、この投稿に関しては、怒りの捌け口にもなります。

でも、今はわからなくても良いけど、いつか伝わってくれるといいなと思っています。



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