「稼げるべき金額が稼げる」という現実の掴み方(能力・才能があるはずなのに稼げない理由)

今回は「稼ぐために大切なことは才能のあるなしではないよ」というお話。

現象として結構正しいロジックなんじゃないかと、
ここ数年色んな人を観察していて思ったことです。

【能力・才能があるはずなのに稼げない理由】

というテーマでお送りします。

発揮されるエネルギーの総量で決まる

【能力・才能があるはずなのに稼げない理由】
それは・・・・
「稼げる金額」というのは結局、
発揮されるエネルギーの総量で決まるものだからなんだろう、
ということです。

発揮されるエネルギーの総量とは、

「仕事で求められるエネルギー」
「自分が本来発揮できるエネルギー」
との掛け合わせ。

ㅤ ㅤ
「仕事で求められるエネルギー」×「自分が本来発揮できるエネルギー」
例えばそれは、この画像のグラフみたいな感じ。

ここで問題なのは・・・・

いかに自分が「」や「」の性質が強く、そっちに才能があるといっても、

仕事でそれを求められていないのであれば、あまり意味が無いのです。

一方で逆に、「」や「」が仕事で求められるにも関わらず、
自分がそれが苦手でも、うまくマッチしません。
なので、その仕事で発揮されるエネルギーは、
それぞれ各属性の「小さい方の値」を取ることになります。
つまり、こんな感じ。
本来自分が持っているエネルギーはそこそこ大きいから、
「私は本当は才能あるはず!もっと稼げてもいいはず!」
と思ったとしても・・・・

その才能が、その仕事で求められている才能でなければ、意味が無い

という感じで、本来持っているエネルギーよりも、
実際に稼ぎに発揮される(稼ぎに繋がる)エネルギーは、小さくなってしまうわけです。
これら3つのグラフを合体させたのが、こちらの画像です。

 

「才能あるはずなのに稼げない」という現象の正体

 

数値は書き込んでないけれども、エネルギーの量的には、
「仕事で求められるエネルギー」
「自分が本来発揮できるエネルギー」
は、イコールです。
けれど、こういうふうにミスマッチな仕事をしちゃってると、
「実際に発揮されるエネルギー」は、
その半分から3分の1くらいまで減ってしまいます。
これが、「才能あるはずなのに稼げない」
という現象の正体のひとつなんじゃないかなー。
この事例のグラフみたいな状態になっている人が、
例えば月30万円くらい稼いでいたとして・・・・
本来の属性が発揮されるお仕事をできれば、
もしかしたらその2~3倍は稼げるかもしれないわけです。

 

自分の才能、発揮できるエネルギーの方向性と、
仕事で求められる属性がマッチしていることが重要な理由は、
こういうところにあるのです。

なので、どれだけ「(頑張れば)稼げる仕事」と言われる仕事に就いたとしても、
ここでミスマッチしてしまっていれば、
本来マッチしていれば稼げる額よりも小さくなるのは
当たり前と言うことができるわけです。
仕事で求められる能力が高すぎて自分が低くても稼げませんし、
逆に自分の能力がいかに高くても、
その仕事で必要とされる基準が低いのであれば、
それも稼げません。
だから、能力が低ければコンサルタントになったって稼げないわけですし、
逆にどんなに能力高くてもコンビニのバイトで稼ぐこともできないわけです。

 

ここのところ・・・・
雇われであろうと自分で起業していようと、
仕事をする時は、意識してみることが大切だと思います。
仕事で求められる属性と、自分が発揮する属性が、
なるべくマッチするような選び方をすることで、稼ぎの効率が上がります。
能力が高ければいいってものでもなく、
「稼げる仕事」だからいいってものでもないのですな。

 

会社組織という仕組みによる「加点」

 

ちなみに、余談ですが・・・・
「会社員」の時はお給料で50万円もらえていて、社内で優秀だと言われていたのに、
独立起業した途端に20万円も稼げなくなる、みたいなパターンの人、いますよね。
それはなぜかっていうと・・・・

「会社組織」に属している時点で、
「発揮されるエネルギー」に加点があるからなんです。

特に「」側にその要素が多いですね。
会社組織は、システム・仕組みがしっかり構築されていて、
「やるべきこと」というのが黙っていても回ってくるようになっています。
これにより、「」のエネルギーの底上げが成されているということなのです。
でも、独立起業したら会社の後ろ盾がなくなるから、
自分で1から仕組みを構築しなければなりません。
つまり、「」のエネルギーが一気に落ちるのです。
そのエネルギーが落ちた分だけ、稼ぎが減るのは当然のことです。
独立して収入がアップした人というのは、
会社組織の後ろ盾以外の「」のエネルギーで補完することができているか、
もしくは、その落ちた「」エネルギー以上に、
それまで発揮されていなかった他のエネルギーが
大幅に発揮できるようになってパワーアップしたか、です。
でも、ほとんど多くの人が、独立したら稼ぎは減る傾向にあるのは・・・・
それだけ、会社組織という仕組みによる
「地」エネルギーの底上げ、
「加点」が、かなりデカいということなのです。
こういう原理になっていることを見落としちゃうと・・・・
「なんで私は能力があるはずなのに稼げないんだ!?」
ということになってしまうわけですね・・・・!!!

仕事のエネルギーと能力を考える

どうぞ皆様、お気を付けくださいな。
僕も常に、ここのところを意識するようにしています。
今、自分のエネルギーが最も発揮されやすい仕事とは、
どういう形態や内容になるのか?
また、稼ぎたい額に対して、自分の能力のどの部分が足りてなくて、
どこを成長させればいいのか?

そういったことをしっかり考えていくことで、
ちゃんと自分の能力と仕事の内容がマッチした時、
「稼げるべき金額が稼げる」
という現実がやってくるのだと思います。
そういう意識で・・・・ビジネスやっている人、収入を上げていきたい人は、
エネルギーの総量を考えていきましょうぜ。


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