「火」属性の人の、人間関係や組織内での調和における、悪いクセ。
そのひとつが、
「自分のやり方」に固執しすぎてしまう
ということ。
「こだわり」を持つことは、それが他人から見て間違っていたとしても、個人的には問題は無いのです。
が、しかし、良好な人間関係を築こうとか、組織の中でうまくやっていこうとすると、これが厄介な問題になります。
Contents
セミナー講師の言うことを聞かず持論を展開する「火」人間
例えば・・・・
セミナーやコンサルに参加しておいて、講師の言う通りに行動しない
というパターン。
(行動できないのではなく、明確な意思を持って逆らうような場合)
講師は、自身の専門的な見地から、
「こうした方がいいですよ」
とアドバイスします。
しかし、それに対して、
「いや、私はそうは思いません、こうするべきと思います」
と、自分の考えを真っ向からぶつけてしまう。
これは、
「そうなんですか、じゃあ、あなたはこのセミナーには向いてないですね」
ってだけの話なんですが。
自分で選んで入ってきておいて、持論を展開する人、いますよね。
周りの、他の参加者からしたら、
「私たちはこの人の講義を聞きに来たんだから、あなたの持論は知ったこっちゃないし、どっかよそでやってくれよ」
って感じです。
しばしば、こういうことが起きます。
外部からの新しい考え方を取り入れようとしない「火」人間
立地コンサルしてても、時々あるんです。
大体、僕らが教える立地理論は、それまでその担当者が触れたことない新しい考え方であることが多く、
担当者は、それまで自己流で売上予測をしてきたわけですよ。
その担当者さんが、「頭が固い」くらいの火属性だと、その新しい考え方を、なかなかすんなりとは受け入れられないことも多いのです。
「今まで自分はこういうやり方でやってきたから」
と言って聞かず、コンサルが始まっても、こちらの指示通りにやらず、「自己流」で分析してしまうのです。
こうなると、誰も幸せにはならない・・・・
僕らにコンサルを依頼してくるのは、「担当者」ではなく、その「会社そのもの」、経営陣です。
会社の方針として、
「新しいノウハウを学び取り入れる」
ということでご依頼くださるのですが、どうにも、火属性の偏りすぎている人だと、ちゃんと学んでくれないのです。
そのため、こちらがいかに色んなことを教えようとも、
「自分は自分のやり方でやる」
という感じに意固地になられてしまえば・・・・
僕らのノウハウは、その会社には根付きません。
それなのに会社はコンサルフィーを払うことになる。
という、最悪な状況に・・・・
だから、こういうことがなるべく起きないように、最初から、そのあたりの人選や、スタンスの統一をします。
でも、なかなか難しいんですよね。
専門分野ですから、担当者に「火」のエネルギーは必要なわけです。
けれども、そこに偏りすぎると、
「自分のこだわりに、執着しすぎ、会社全体の方向性にまで目がいかない」
ということが起きます。
こちらとしては、その担当者のこだわりそのものを否定するつもりはないんですが・・・・
依頼主である経営陣からは、新しいノウハウを教えてくれと言われている以上、それを素直に実践していただきたいものなのですが・・・・・・
こだわりすぎる「火」人間への対処法3つ
こうなってしまうと、向かう先は大きく3つのどれかになります。
①「風」or「地」の要素を意識させる
まず、その人に、「風」や「地」のせめてどちらかの意識を持ってもらうこと。
そのコンサルの目的、会社側の意図、自分が担うべき使命をしっかり認識し、それに殉じて、「成果を出す行動」を取ってもらうこと。
これが「風」。
または、納得いっていようがいまいが、会社組織全体の調和を考えた上で、自分の立ち回り方を考えてもらう。
すなわち、「とりあえず駄々をこねずに、やれと言われたことをちゃんとやってほしい」ということ。
執着されると、周りのみんなが迷惑ですから、と。
これが「地」。
そうやって変わってもらわなければ・・・・なりません。
そうでなくては、「担当者交替」という2つめの道を選ぶことになります。
②担当から外れてもらう
会社組織としては、組織全体の意向に添えない人間を置いておけば、他の大勢の不利益になるわけですから、そうせざるを得ません。
その人が悪いわけじゃないけど、その人のこだわりや正義を、会社側が、会社の利益以上に尊重してあげる義務もありませんから。
・・・・だから、火人間は、コミュニティから外されることが多いのです。
全体の調和より、自身の正義を貫こうと意固地になってしまうから、周りにとってはそれが超迷惑なわけですよねー。
・・・・ハイ、これ、自分自身にも言ってますよ(笑)
僕も・・・・時々そういうことが・・・・
でもねぇ、「火」の人間からしたら、なんで「風」や「地」を使わなければいけないかも分からないわけです。
自分には本質が見えている、それこそが正しいと思ってるわけですから。
なので、ガッチガチな理系人間みたいな「火」は、こういう状況においては結局、2番目の道、つまり「集団から外される」ということになることが多くなってしまいます。
「風」や「地」にブレることは、「火」にとっては「悪」とも捉えられちゃうわけなので。
で、集団から外されることで、
「ホラ、どうせ周りの馬鹿どもは、私が言ってることを理解できない」
と、疎外感を強めていくことになるわけです。
自己否定に悩まされたり、世界や社会を恨んだり・・・・
こういうところから、爆発した火人間が犯罪者として社会に牙を剥くこともあるでしょうよ。
「自分を認めない社会なんてみんな敵だ」
という意識は、こういう集団内でのちょっとしたすれ違いに端を発することも少なくないのです。
自分を曲げるか、それとも自分を貫いて疎外されるか。
ここまでだと、その2つしか道がない。
なんだか、これはどちらを選んでも、「火」にとっては絶望の未来です。
③「火」人間としてのレベルをあげる
そこで。
僕自身も「火」人間の端くれとして、言いたい。
もっと「火」を純度高く燃やせよ、と。
「火」が中途半端だから、他のエネルギーを使わなきゃいけなくなったり、周りに自分を認めさせることができなかったりするんだ、と。
「こだわり」の範囲が、狭すぎる。
そんな小者の、まるでマッチの火みたいなエネルギーしかないから、ダメなんじゃないのか、と。
さっきの、立地コンサルの事例で言えば・・・・
せっかく会社が、会社の金で、新しい学びの機会を作ってくれてるんですよ。
まったく興味がない分野ならともかく、担当者としては、自分の日常に直結する話でしょうに。
自分のこだわりが譲れなくなるくらいに、強い意識のある分野でしょうに。
であれば、なぜ、
「ここは大人しく勉強して新しい知識を取り入れ、自分の理論をもっと深める肥やしにしてやろう」
くらいのことが考えられないのかと。
僕らが教えるノウハウを取り入れると、崩れてしまう程度の脆弱な世界にこだわってるから、ダメなんだ。
もっともっと、本気でこだわれよ!
「火」人間として、レベル低いよ!
本物の「火」人間なら、こっちの世界観まで喰らい尽くす気でこいよ!
表面的に拒絶することしかできない低レベルな火力で、駄々こねてんじゃねーよ!
こっちだって、専門分野、「火」人間なんだよ!
その火力を思いっきり発揮したいから、そしてそれが生きる道だから、この仕事やってんだよ!
その低レベルな火力で抵抗されると、営業妨害なんだよ!
それは、こっちの世界を否定されてることになるんだよ!
こっちが「火」を発揮するのを妨げようとするなら、焼き尽くすぞ!!!
・・・・と、ちょっと取り乱しましたが(笑)
「火」の人間関係の問題は、他の属性エネルギーが無いことも理由のひとつですが、「火として弱いから」というのも、そうなのです。
本当に火力の強い「火」人間なら、本気で自分自身の世界を守ろうとする。
その、命と同じくらい大切な世界観のために、他の犠牲も厭わないものです。
火力の強さは、どれだけ自分の大切な世界と向き合っているかで決まります。
自分の世界から目を逸らしている人間に、自分の世界を守ることはできない。
火力が弱いクセに、表面上の文句を言う「火」人間なんて、「超短いスカートはいてるクセにパンツ見られたくない」と文句を言う女子くらいバカバカしい!
「火」人間よ、本気ならば自分の世界にとことん向き合え!
何が言いたいかって。
僕ら「火」人間は、他の人から認識できない世界を見てる。
それを守りたい気持ちは分かる。
でも、それを守るためには、「風」や「地」のエネルギーをちゃんと使うか、自分を理解しない人から離れるか、そのどちらかをした方が良い。
ただ、そのどちらもしたくない、という気持ちもあるだろうし、それも分かります。
だったら、もっともっと本気で、真摯に自分の世界と向き合わなければ。
弱いまんまで、逃げてるまんまで、その世界を守れると思うなよ。
ライオンの檻に入りたいなら、うさぎのままじゃいられない。
うさぎのままでいたいなら、食われて死ぬ覚悟をしなければ。
生きていたいなら、ライオンに食われない強さを、身に付けなければいけないんだ。
・・・・とまぁ。
実査に向かう途中で思い立って書き出したら、長くなっちゃっいました(笑)
現地に着いたので、実査を開始いたします。
僕は、自分の「火」を愛したから、ただの「火」だけではいないことを選んだんだ。
得意不得意はあるけど、「万能」にならなければ、この僕の世界は守れないと思ったから。
「火」を愛し、「風」と「水」と「地」を取り込んだ。
他のエネルギーを、みんな、自分の内側の「火」を焚き続けるための燃料にした。
ただ、それだけのこと。
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