蛙化現象とは違うけど
今まで色んなところで「風」人間は気遣いが苦手と言ってますが、
そうは言っても、初対面の時やデートの時は、
結構ちゃんとできる人が多いんですよね。
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それなのに、結婚したと思ったら急に人が変わったようになる・・・・
っていう現象、あるじゃないですか。
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男性に「風」強い人が多いから、男性あるあるでよく語られますよね。
「結婚前は良い人だと思ってたのに」みたいな話。
あれ、女性にとっての「お化粧」みたいなものなのかもしれないなって思ったんです。
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「お化粧」の文化もジェンダーレスが進んで男性でもする人が多くなったとはいえ、
いったんここでは「お化粧=女性がするもの」ってイメージのままで語らせていただきますね。
メイク「アップ」というだけに
初対面の人と会う時、意中の人とデートをする時、“ちゃんとした”場所に赴く時・・・・
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女性は結構念入りにお化粧するじゃないですか。
「化粧しなきゃいけない法律」みたいなのは特にありませんけど、
でも、身だしなみというか当たり前の話として、ちゃんと化粧しますでしょ。
もちろん、「場」に求められることとして化粧する場合もあると思いますが、
こと恋愛においては、化粧をすることで
自分の魅力をアップしたいとか相手に良く思ってもらいたい
という気持ちがありますよね。
けれども、それは「デートだから化粧してる」のであって、
「家に帰って寝る時も化粧を落としてはならない」
って制約があったらしんどすぎるじゃないですか。
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一方で、「どうせ落とすんだったら最初から
化粧せずすっぴんで会えばいいじゃないか」っていうのも違いますよね。
「一時的に自分の魅力をアップさせる」ものとして、
お化粧を使うわけです。
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これと、「風」人間(≒男性に多いのでここでは「男性」というイメージで扱います)の
「気遣い」っていうのは、
似たようなものなんだろうなぁと。
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本来は他人に気を遣えない、もうちょっと粗野な人格なのかもしれませんけど・・・・
デートの時は、相手に好かれたい、良く思われたいという気持ちがあって、
相手に対して「気遣い」を発動します。
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これ、動機はほとんど同じようなことだと思います。
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そして、女性が家の中(くつろげる空間)では
化粧を落としたいと思うのと同じように
男性も、付き合ったり結婚したりしてくつろげる関係になったら、
「気遣い」をオフにしたいと考えるわけです。
魔改造、アカン
つまり、よく女性が男性について漏らす、
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「結婚前はもっと気を遣ってくれていい人だと思ってたのに
結婚したら全然気を遣ってくれなく雑になった」
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という愚痴みたいなのは、立場を逆にしたら、
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「化粧を落としたらまったくの別人じゃねぇか!!」
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みたいなのと同じことなんじゃないのかなと。ㅤ
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女性の化粧も、あまりにも魔改造が過ぎると
「別人」ってなるのと同じように、
男性の気遣いも、あまりにも人格的魔改造が過ぎると
「別人」のように変わってしまうわけなんです。
これ、いったい何が違うんだろうなと・・・・
強いて言えば、「お化粧」は物理的なものだから目に見えて分かるのに対して、
「気遣い」は意識的なものだから分かりにくい、という点ですかね。
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でも、同じようなものだと思うんだけどな。
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「気遣い」という「お化粧」
そう思うと、色んなことが考えられますよね。
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例えば、「気遣い」をしてくれてるうちはその「風」人間を好きでいられても、
ちょっと扱いが雑になったら冷めてしまうっていうのは、
男性が女性に対して「すっぴん見たら冷めた」っていうのと同じ感じかもしれません。
とはいえ、最初からすっぴんを見せていたら、
ギャップで冷められることもないけど
そもそも好きになってもらうことがないのと同じで、
男性からしても最初から気を遣わなければ好かれる機会もないわけなので、
遣わないわけにはいかない。
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そして、こういうことを言うと怒られてしまうかもしれませんが・・・・
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すっぴん状態で、異性から好かれるような
魅力的外見を持っていない(と自分で思っている人)は、
お化粧をしないということもなかなか難しいじゃないですか。
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どこかで必ず、その自信のない容姿を見せないことには長期的な関係は築けませんし、
何より、そのすっぴんの自分を相手に受け容れてもらうことがゴールのはずなんです。
でも、化粧はしちゃうでしょ。
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それと同じで男性側としても、
最初の方は「気遣い」をちゃんとしていたとしても、
それをしない状態である本当の自分を受け入れてもらいたいとは思っているんですよ。
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ですから、「気を遣わない男性」を揶揄することは同時に、
「お化粧をしない女性」を揶揄することに繋がるんじゃないかなーと。
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「お化粧」も「気遣い」も、無理なく
ここらへん、難しいことだとは思います。
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まぁ、「一緒にすんじゃねぇ!」って意見も飛んできそうですが、
いや、これは一緒ですよと。
属性が違うだけで同じベクトルの話ですよと、僕は言いたいです。
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その方が、ちゃんとした相互理解に繋がると思いますのでね。
「お化粧」と「気遣い」が同じだと思ったら・・・・
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どの程度するべきなのか、
それをし続けることの弊害は何なのか、
どうやってその先の「本当の姿」の自己開示に繋げるべきなのか、
開示しないとどういうトラブルが生まれるのか、
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など、悩みや課題のポイントも同じようなところに置かれるんじゃないかと思います。
まったくやらないのが良いわけでもない。
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でも、やり続けるのも「ウソ」になってしまうこともある。
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何より、やり続けるのは結構しんどい。
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できれば、本当の自分のままでいたい。
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自分の意志で、「お化粧」も「気遣い」も、無理なくやりたい。
本来はお互いに、そういうものだと思うのです。ㅤ
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詐欺し合う関係にならないために
だから後は、相手のそれを、自分がどれだけ許容できるか、
同時に、
自分のそれを、相手がいかに許容しやすいように開示するか、
ってところが大切になりますよね。
「化粧落としたらマジ別人じゃん!こんなの詐欺だ!」
みたいになるレベルまでガチガチに盛ったお化粧をしてしまうと・・・・
カミングアウトが大変なことになってしまいます笑
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同様に、本来の自分とはかけ離れたレベルで「気遣い」をし過ぎても、
それをオフにした途端とんでもない粗暴さを出してしまうようなら、
それもそれで詐欺の領域と言えるかもしれません。
男性は、付き合ってる時ほどじゃなかったとしても、
最低限は日常的にも気を遣っていくべきだと思います。
仕事等で忙しくて、気が回らなくなることがあるとしても。
男性というか、「風」属性にとってもそうあるべきだろう、と。
女性だって、結婚してからもデートの時はお化粧するとか、
日常生活でもスキンケアやヘアケアをするとか、
いくら気を抜いていてもそういうのはあるでしょう。
子育て等で大変になって、気が回らなくなることはあるとしても。
女性というか「地」属性にとってはそうだと思います。
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お互いに、相手を喜ばせようとか自分を良い状態に保とうとか、
そういう意識が欠如してはいけないと思うんです。
そういう最低限の気遣いがあった上で、
その「落差」(って言うと失礼かもしれませんが)について、
どこまでなら自分がOKなのか。
どこまでなら、その相手は受け入れてくれる人なのか。
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お互いに、その辺の良い落としどころを目指していけるといいですね。
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