「地」人間が「風」を頑張ろうとする時の問題。
マウンティングをしがちになること。
普段「風」を使い慣れてないから、使い方がヘタックソなんですよ。
そういう所が純粋な「風」人間からすると、敬意を払われていないと感じるので、嫌われてしまうのです。
純粋な「風」人間の性質の発揮とは
根っからの「風」人間は、「風」の性質のプラスもマイナスも、全部セットで持っていますし、それを日頃から発揮して生きています。
なので、「風」の特徴として「序列を大切にする」という性質があるので、それが「マウンティング」になってしまうことはよくあるのです。
ただ、一方で、同じく「風」の性質には、「責任感を持つ」「下の者たちの面倒を見る」「みんなを引っ張っていく」といった性質もあります。
ですので、「上から目線で偉そうなことを言う『代わりに』ちゃんと自分に従ってついてくる人たちのことは守ろうとする」のです。
そこを・・・・
「地」人間が、結果を出したいあまりに、中途半端に「風」の性質を頑張って出そうとすると、「目的を達成する」「結果を出す」というプラス点にしかフォーカスがいかないため、「マウンティングする」とか「横暴である」といったマイナス点も、セットでついてきてしまうことを、意識できません。
その、同時についてくるマイナス部分をどうやってコントロールするかってところまでは、元々純粋な「風」でない人間には、荷が重いことなのです。
だから、「マウンティングする」で止まってしまい、相手に悪い印象を与えます。
純粋な「風」人間は、「マウンティング」もしますが、そのマイナス部分が出た後にはちゃんと、それをフォローするための、他の性質を発揮することもできるのです。
ポジティブを発揮しようとすれば、ネガティブもついてくる
何でも、「性質」っていうのは、「ポジティブとネガティブは表裏一体セット」であるものです。
なので、相当意識してコントロールしない限り、「いいとこどり」は難しいと思います。
「地」→「風」だけに限らず、自分に無い性質を頑張って発揮しようとする時っていうのは、
「自分に今は無いプラスのエネルギーを得たいから」
という理由がほとんどだと思います。
「地」の人が、結果を出すための「風」を頑張るとか、
「水」の人が、ロジカルシンキングのための「火」を意識するとか・・・・
その気持ちは、とても大切です。
が、しかし、
ポジティブなところにばかり目を向けてしまい、そこにセットでやってくるネガティブな部分のコントロールを忘れると、結果的に上手くいかなくなることが多いもの
です。
ちなみに余談ですが・・・・
「水」が、ロジカルシンキングのために「火」を発揮しようとした時のネガティブとしては・・・・
「火」のロジカルな部分って言うのは、「長年掘り下げ続けた自己分析や思考鍛錬の結果」なんですよ。
その間、他人から理解してもらえない苦しみや、答えが出ない葛藤と戦い続けてきたのです。
それを、「ロジカルシンキング」なんていう表面的な言葉に憧れただけの人間が、ちょっと練習しただけですぐ得ようなんていうのは、虫が良い話なんです。
「風」のネガティブに「マウンティング」などがあるように、「火」のネガティブには、「孤独」「孤立」などがあります。
逆に言えば「火」人間は、「孤独」というネガティブとちゃんと付き合い続けた結果として、「自分の中に確固たる世界を構築する」であるとか、「ロジカルに物事を理解する」であるとか、そういうポジティブな側面を作り出せているのです。
そういった感じで・・・・
必ず、すべての性質において、ポジティブとネガティブは表裏一体のセットです。
自分に無い属性のエネルギーを得たい、発揮したいというのであれば、その属性が持っているネガティブな側面も、ちゃんと受け入れる覚悟を持たなければ。
そこらへんのコントロールって、どの属性も、簡単なものじゃないんですよ。
自分の本来の属性のネガティブだって、ちゃんと扱いきれない人が沢山いるんですから・・・・
得意なはずの属性のネガティブ部分さえちゃんとコントロールできていないうちは、苦手意識のある属性のネガティブなんて、もってのほかなのは当たり前でしょう。
それを忘れてしまうから、「頑張っているのに認めてもらえない」とかいうことになってしまうのです。
頑張っているのは、ポジティブな部分しか見ていないだけで、そこでついてくるネガティブな部分を見て見ぬフリしているから、結果的に周りからは認めてもらえないのです。
どんだけ結果出してたって、それでマウンティングや横暴ばかり働いて、そのくせ下の者たちに目も掛けないような「エセ風人間」なんて、誰が認めたいと思うんですか。
そのあたり、選択を間違えないようにしてもらえたらなぁと、切に願います。
ぶっちゃけ、「自分の苦手な属性のエネルギーを使わなければいけない場面」なんて、そうそう、無いんですから。
だいたい、自分の得意な属性をちゃんと熟知していれば、代用がきく場面ばかり。
時々、苦手な方面に頑張る必要があることもありますが、でも、そういう方向性を選んだのは自分自身でしょう。
「頑張らなくてもいい」のに、あえて選んだんだから、ネガティブなことまで抱え込むくらいの覚悟は、当然必要ですよ。
という、話。
「風」を頑張るなら、今まで以上に本気で「地」をやる覚悟が必要
別に、他の属性に意識を向けちゃいけないわけじゃないです。
人間、成長欲求っていうのは大切なことですから。
けれども、「第1のアイデンティティ」であるものをブレさせてまで、他の属性の方ばかりにいくというのは、それなりの覚悟が必要だってことは、覚えておいた方がいいと思います。
「地」人間が、「風」を意識したって、それはそれでいいのです。
でも、「風」を頑張るなら、それ以上、今まで以上に、もっともっと「地」を疎かにしないようにしなくちゃなりません。
今までは、慣れていたから無意識でおこなえていたことでも、できなくなりますから。
今まで当たり前にやれていたことを、
もっと本気でしっかりやれるようになる覚悟。
「できないこと」に挑戦する時は、同時に、そういう覚悟も試されるのです。
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