
もはや生活に欠かせなくなってきた生成AIのお話。
「生成AI」って聞いて、どんなイメージを持ちますか?
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大体が例えば、
・便利
・業務の効率化
・時間短縮
・イノベーション
みたいな感じの言葉になるんじゃないでしょうか。
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おそらくあまり、例えば、
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・癒される
・ほっとする
・一生添い遂げたい
・心の友
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みたいな感じにはならないでしょう。
(特殊性癖の人を除く)
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となると基本的に「生成AI」って、存在が「火×風」のエネルギー体なんです。
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生き物たちのようにただそこに存在すること自体に意味があるわけではなく、
「目的」を持って生まれてきて、それを果たせるからこそ存在価値があるものなんですよね。
心から大好きな相手と一緒にいて、沈黙が続いてもそんなに気にならないでしょ。
何を生み出さなくても、何も面白いことが起きなくても、その人自身を好きなんだったら、それでいいじゃないですか。
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でも、相手が「生成AI」だと、そうはいかないわけです。
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何かを聞いた時に、友達から「え?知らない」って返ってきても気になりませんけど、
「生成AI」が同じように答えてきたら、「じゃあお前何のためのAIだよ」ってなるじゃないですか。
そういうこと。
というわけで、「生成AI」が「火×風」存在である、ということまではいいとして。
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では、今や少なくともビジネスの界隈においては、「生成AI」さんの評価はかなり高いものになっており・・・・
「AIなんか不要」って考えている人はほぼ皆無ですよね。
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「まぁ万能じゃないから人間ができることはちゃんとやっていかないとね」くらいに、
ツールは賢く使おうぜ的なノリがあるだけで、
誰もがこの文明の利器の登場に対して当たり前の流れとして受け取っています。
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(気持ち的にはウェルカムな人と、戦々恐々としている人がいるでしょうけど・・・・
しかし、未来予想としてはほぼ100%誰もが「AIは今後もビジネスにもっと浸透していく」って考えているでしょうよ)
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この流れが・・・・
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ちょっと、メタ的に見ると怖いなって思うんです。
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だって、こんな偏った「火×風」存在を、諸手を挙げて歓迎しているんですよ?
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あの・・・・某アジアの北国さんの軍事パレードみたいなのを国民がみんなでウェルカムしているシーン・・・・
あれと本質的には何も変わらないわけなんですよ。
戦車が街を走ってて、それを見た子どもが「かっこいい!」「僕も軍人さんになりたい!」って話しているのと同じ光景です。
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それ、日本人からしたら「戦争に憧れているなんて頭おかしい」ってなるじゃないですか。
けれどもそれが普通の国ではそのおかしさに気付けない・・・・そういう感じで。
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「AIって便利で良いツールだよね」っていう言葉は、
「戦車ってかっこいいよね」っていう言葉と、何も変わりません。
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あ、くれぐれも誤解なきよう。
この時点では別にそれが良いか悪いかのジャッジをしたいんじゃなくて、
「同じことだ」ということだけにフォーカスしてます。
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そして、後者の「戦車ってかっこいいよね」っていう言葉に対しては、
もちろん確かに造形とかをはじめ「男の子的なバトルものへの憧れ」があるのはいいんですけど、
それはあくまで虚構の世界だから受け入れられるものです。
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もしも、本気で「戦車の大砲で敵を撃ってみたいなぁ!」なんて言ってる人がいたら、
今の日本では結構ヤバイやつじゃないですか。
戦争を肯定する言葉であり、人を殺めることを喜ぶ言葉です。それはアカンでしょうと。
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「火×風」の存在を称えるって、わりとそういうことです。
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そりゃ、「生成AI」は現時点では“分かりやすい”兵器ではないので、
「戦車好き」と「生成AI好き」がイコールで結びつく人はほとんどいないでしょうけど・・・・
考え方によっては、「物理的殺傷能力」があるかないかだけの違いであり、
「生成AI」は間接的には人を殺めていると言えなくもないんです。
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ほら、「AIの出現によって仕事が奪われる」みたいな話、あるじゃないですか。
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特に有名なところでいくと、
「生成AI」の台頭によってイラストレーターさんや作家さん、ライターさんなどがどんどん職を奪われていくという話を聞きます。
それって、いわば「存在の侵害」みたいなものなので、物理的にではなくても社会的に傷つけにいってますよねと。
ただ、そういうものに関しては「人間の方がもっとクリエイティブな方向に舵を切ればいい」みたいな感じで、
なんというか、暗に「AIに奪われるような単調な仕事しかできない方が悪い、みたいな感じになっています。
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それを「仕方ないな」と受け入れるしかないのが大きな流れかもしれませんが・・・・
けれども、物理的か社会的かの違い、もしくはスケールの違いがあるだけで、
それはそれで「戦争が起きて弱い人々が死んでも仕方ないよね」って言ってるのと、
抽象的な概念のレベルで見たら同じことだよなぁと。
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・・・というところで捉えると、「生成AI」を手放しに礼賛するのって、
結構アブナイことなんじゃないかという話です。
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で、ですね。
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じゃあどうして今、そんなことになっているかって。
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僕は、「火×風」の逆襲だと思うんですよ。
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今、VUCAの時代(意味知らん人は調べて)と呼ばれるくらい、変化が激しく混乱していて先行きが見えない状況です。
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こうなったのはひとえに、近代の人々が「自由」を求めてきたから、という見方ができます。
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オラ縛られているのイヤだー!つって、自由を叫んで各々があちこちに飛び出した結果、
収拾がつかなくなってしまったのが現在の社会なわけです。
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ちょっと暴論なのを承知で言いますが・・・・
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実家で親に口うるさく言われるのが嫌だからって言って家出して、
でも生活能力が無いからお金を稼いだり寝床を確保したりができず、
歌舞伎町みたいなところに流れ着いて、
裏バイトやパパ活のようなことで何とかその日を食いつないでいくけれども、
どんどん精神が疲弊していく・・・・
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というような社会現象が問題視されていますが、
あれって社会全体のフラクタル(相似形)になっているよなーと。
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でも、それでも、みんな「自由がいい」って言うんですよ。
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そして、水水したもの、キラキラしたもの、(一時的に)楽しませてくれるものに、飛びつくんです。
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逆に、小難しいもの、パッとしないもの、時間が掛かるものには、見向きもしない。
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僕も自分が「火」人間だからよく分かりますが・・・・
「水」的な要素が尊ばれる社会、
つまりスピードとか面白さとか分かりやすさとかが重視される世界って、とても生きづらいんです。
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それでも、そっちの方を個人個人が求めてあっちこっち好き勝手に行っちゃう。
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世界の「火×風」の意志が、ブチ切れたんだろうなと。
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それはまるで、言うことを聞かず暴れ回っている子どもたちに、
親がついに堪忍袋の緒が切れて「いい加減にしろーっ!!」と叫んでしまうかのような。
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そして子どもにくらわせるゲンコツのように、「火×風」の意志が「水」の意志にくらわせたのが、
「生成AI」という概念兵器の創出だったんじゃなかろうかと。
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・・・・そんなふうに思うわけです。
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世界のパワーバランス。
力と力の綱引き。
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そういうメタ的視点で見た時、「生成AI」という存在は、
「水」側に引っ張られた状態を「火×風」に引き戻すための追加戦力。
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と、捉えると・・・・
多分もうちょっとしばらく、この強力な存在感は社会でさらに増していくことになると思います。
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で、大体そういうバランスって、ちょうど真ん中で止まるわけがないじゃないですか。
右に引っ張られたものを左に引っ張り返した時って、真ん中を勢い余って通り過ぎて、少し左に行き過ぎてしまうものでしょ。
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なので、これからまたもう少し、世界は「火×風」側に引っ張られるんじゃないかという予感すらします。
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すなわち・・・・
「戦国」の世に。
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まぁおそらく、日本が実際の戦争に巻き込まれるとは思いませんが。
(今の日本人に兵士としての価値を期待することは難しいので)
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けれども、世界の状況的には戦争はまだ現実に存在し続けているし、
その流れに否が応でも巻き込まれていくし、物理的な戦いではなくても経済的・社会的な意味での戦争は
今もうすでに起きているという見方もありますし。
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概念的なところで、「まるで戦いのような日々だ」と、笑えない状態というのが加速するような気がします。
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この話・・・・
これ以上掘り下げすぎると、思想的なところで色々問題が勃発しそうなので言いませんが、
けれども客観的に見て、例えばフェミニズムやリベラリズムみたいなのが、
世界の「火×風」側の意志から見ると、ちょっとやりすぎちゃった感じがあるんだろうな・・・・
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そこを、「生成AI」という、あたかも技術革新の皮を被った兵器を使って、覇権を取り戻しにきた感じがするんだよな・・・・
そういや、最近のなろう系小説とかの中でも、
人間や勇者が魔王を倒すどころか、魔族を迫害して、やりすぎてしまったがために仕返しされる
みたいな物語がポツポツ出てるじゃないですか。
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あれに近い。
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昔はもっとシンプルだったんですよね。
魔王は討伐する対象でしかなかったのに、
最近は違ってきてる。
「さすがに魔王や魔族がかわいそうじゃないか」
みたいな見方もされるようになっている。
人間側の醜悪な面が描かれるようになっている。
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そうやって物事は、バランスを取るようにできている。
物事を見た時に、なんか偏っているなーって思ったら、
その反対側に同じくらい偏っている何かがある。
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生成AIがあまりにも世を席巻する裏には、
そこまでさせた、別の何かが世を支配していた事実がある。
偏りがあるものは必ず何かと対立している。
何と何の対立なのかを見極めなくてはならない、と思います。
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とりあえず、性質的に生成AIは、「火」と「風」の産物です。
言うなれば、街を滅ぼしに来るドラゴンです。
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ドラゴンをテイムしようとか、小賢しいことを狙っていると、
大きなしっぺ返しを食らうことになるかもしれない。
AIを使っている気になって、AIに使われてしまわないように。
という、まぁ、戯言のレベルとして置いておきます。
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