今日の話は、特に「火」側の人に伝えたい。
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「やっぱ自分の話はいいや」から始まった彼の話
以前グループコンサル(以下グルコン)にて、起きたことです。
僕の開催するグルコンは、僕が一方的に講義をするのではなく、参加したメンバーが、それぞれ自分の課題や想いを、他のメンバーに「シェア」するという形式をとっています。
僕の解説なら個人面談でも聞けるのだから、複数人が集まるグルコンの場では、「みんな」のチカラや、「場」のチカラを使おう、というのがコンセプトです。
参加者は全員シェアが必須ではなく、話したい人が話す、そしてそれに対して、他の人は聞き終えた後にフィードバックを返してあげる、という感じでやっています。
昨日も、数人のシェア・フィードバックが終わった後、「じゃあ次の人~」ってなった時に、とある「火」側男性が、
「最初はシェアするつもりだったけど、みんなの話を聞いてたら解決しちゃったから、今日はやっぱりいいや」
と言いました。
別に、これ自体が悪いわけじゃありません。
シェア「しなきゃいけない」わけじゃないので、やりたくなければ、やらなくてもいいのです。
なので、これまでのグルコンでもこういうことはありましたが、その場合は、「分かった、じゃあ別の人に回すね」とスルーしていたのですが・・・・
その彼については、「それじゃよくないな」と思ったのです。
グルコンは人と繋がることが大事な目的でもある
みんなの話を聞いて、彼が自分の課題を自分の中で解決させられたこと自体は、とても素晴らしいことだと思います。
聞いた情報を整理したり、思考して自分に応用したりするチカラは、さすが「火」側の人は強く持っているんですよね。要するに、「頭が良い」のです。だから、ただ聞いてるだけでも解決できちゃったりするのです。
けれども・・・・
「解決したから話さなくて良い」としてしまったら、彼は、「独り」のままなのです。
自分がどんな課題を持っていて、
それに対してどんなことを考えて、
どうやって解決に至ったのか、
それをアウトプットしてくれないうちは、誰も、彼のことを理解できるようにはなりません。
グルコンは、自分の課題を解決するためだけの場所ではなく、人と繋がるための場所です。
彼自身のことを、ちゃんと他のメンバーに伝えてほしいと思いました。
それに、解決したのであればこそ、その経緯を話してくれたら、それが聞いてる他の人たちにとっても、参考になるかもしれないわけです。
なので、「自己解決した」ということは、「シェアしない」という理由にはなり得ないと思いました。
むしろ、だからこそ話してほしいと思い、彼にそれを伝えて、話してもらいました。
自己解決のクセが他者と繋がる機会を逃していた
ちょうどその1週間前に、彼には個別コンサルもおこなっていました。
その時の大きな課題が、「ちゃんと人と繋がれていないこと」だったのです。
そして、彼がその課題を持ってしまう原因が、このグルコンの時の最初の行動に表れていると言っても過言ではありませんでした。
彼の思考回路は、「解決した」だから「話さなくても良い」と、いつでも「自分一人だけの世界」で動いていたんですから。
ちゃんとグルコン開始前に、
「自分の課題と他人の課題はリンクしてるから、自分の経験が誰かにとっての答えに繋がることがありますよ~、だから積極的にシェアやフィードバックをしてくださいね~」
と伝えているにも関わらず、そういうクセが出てしまうということは・・・・
普段の生活ではなおさら、「これは別に他人に話すことじゃないな」と決めつけてしまい、他者と繋がる機会を失ってしまっていたかもしれません。
「人と繋がれていない、孤独になってしまう理由は、そういうところにあるんじゃないかな」
皆まで言わずとも、彼自身ハッとして、意を決して話し始めてくれました。
その結果・・・・
やはりというか何というか、それを聞いていたみんなが、「聞いてよかった!」になったのです。
彼が最初に話すつもりだった問題とリンクする課題を持っている人もいましたし、みんなが彼の話を「自分事」として聞いていたので、彼自身の気付きが、他のみんなの気付きにも繋がりました。
そして、聞いた側のメンバーたちが「話してくれてありがとう」と彼に伝えました。
この瞬間に、彼とみんなが、ちゃんと繋がったのです。
彼の人生の課題は彼自身のものですが、しかし、彼がどんなことで悩んで、どんなことを考えていたのかは、コンサルメンバーたちに伝わりました。共有できました。
それだけで、彼はもう「独り」じゃない。
近くで、遠くで、それを知った人たちに応援してもらえる存在になったわけです。
「火」の人、あなたの話は他者貢献につながります
こういうこと、なんです。
特に「火」側の人は、頭が良いばっかりに、「自己解決」に走ってしまう傾向があります。
僕も昔はそうでした。
「他人に話したって、だからそれが何になるの?」
って思っていました。
だから、ずっと孤独だったのです。
勿論、自分勝手で押し付けがちな自分語りは、相手に迷惑になることだってあります。
なので、自分の話を語る時は、どういうスタンスで話すかがとても大切です。
自分自身が「聞いてほしい」「慰めてほしい」「自分の課題を解決してほしい」という気持ちだけで話していると、それは行き過ぎれば相手には嫌われてしまいます。
ベクトルが自分自身にしか向いていない自分語りは、うざったいものです。
ですが・・・・
「自分の経験が他の誰かの役に立てられたらいいな」
「こういう考え方をみんなも知ったら楽になるんじゃないだろうか」
「同じ苦しみを持っている人に共感してあげたい」
そういうようなスタンスで自分の話を語れる人は、それは相手への貢献に繋げられるんです。
人と繋がるのが全属性の中でも1番下手っぴな「火」人間
こういうことを、もっともっと、意識してやっていってもらいたいなぁと思うのです。
全属性、全人類に対して思いますが、これが特にへたっぴなのが「火」側の人ですから・・・・
自分の中だけで解決して、終わらせようとしないでください。
そこには、「可能性」なんてものは大してありません。
自分の枠の中だけで考えた「正解」ばかりを選んでいると、どんどん孤独の方向へ突き進むことになります。
自己解決したなら、だからこそそれを人にシェアして、「経験を相手に伝えてあげることで相手に貢献しよう」という気持ちを持てると、人と繋がれるようになります。
人と繋がっていくと、今までに考えたことも無かった解決案が浮かんでくることだって、物凄く沢山あるんです。
自分がなぜその場所にいるのか。
自分が周りの人にできることは何なのか。
また、周りの人を自分はどういう受け止め方をできるのか。
そういうことを、人と一緒にいる時は、なるべく考えられるようにしてほしいなぁと思います。
人と繋がるために自分の話をしてください
その彼の一連の流れは・・・・本当に、全部ひっくるめて、大きな学びをくれました。
シェアしてくれた内容にも気付きがあったし、それだけでなく、
「話そうと思ってたけど話すのをやめた」からの、「やっぱり人と繋がるために話す」をしてくれて、「みんなに、シェアしてくれてありがとうと言ってもらう」というところまでを通して、全部、すごく良い体験でした。
いいなぁ、これだから、グルコンはやめられない。
僕も(個人面談に比べたら)苦手な意識はあるんだけれども、でも、だからこそこれがどんなに大切かが、よく分かります。
自分の気の持ちよう次第で、「個別にコンサルを受ける120分」よりも、他人とちゃんとお互いにシェアをできる時間の方が・・・・自分自身に向くフォーカスは弱いものの、「場」のチカラを使って、ものすごく大きなリターンを得ることが出来ます。
特に「火」側の皆様。
自己解決、して、それだけで終わらせないでね。
「こんなこと話して何になるの?(意味無いでしょ)」って、自分勝手に決めつけないでね。
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