「ありのまま」生きていきたいなら、やってはいけないことがある

エレコ的に言えば、別に４属性に優劣なんて無いし、
エネルギー規模にも良い悪いなんて無い。

けれども、各属性によって、物事への向き不向きは変わる。

何かをやろうとした時は、それに対する適正を問われる。

そんなのは当たり前の話。

寒さから身を守る毛皮の無い爬虫類が、
南極大陸で暮らしていけるわけがないし、

カメレオンが、

それこそ、その場でのその能力は、とてもとても素晴らしいと思います。

そんな才能あってもなくても認められず、「存在否定」されるけれども、
それって、じゃあ南極が悪いのか？っていう話で。

すると、今度は氷が解けて海に流れ込み、
海流が乱れたり海水面が上昇したりして、
他のところで他の大きな問題をもたらす。

この「カメレオンと南極」の話で言えば、
地球全体の異常の原因はそもそも、

「カメレオンが南極に来なければ良かったのに」

でカタがつきます。

南極で生きていけないカメレオンと、
「社会的弱者」っていうのは、イコールじゃないけれども、
似ているところがあるんじゃないかと、僕は思うわけです。

僕が南極だったら、そして地球全体のことを想うのだったら、
カメレオンに言うべき台詞は決まっている。

実際の人間社会では、南極に来たカメレオンの中にも、
「自分で望んで来たやつ」と
「知らず知らず迷い込んでしまったやつ」がいます。

前者には容赦なく吹雪を叩きつけてやればいいと思うけれども、
問題は後者ですよね。

今までの、多くの機構、社会団体は、

「南極に迷い込んできたカメレオンが
なんとか南極で生きていけるように環境を改善しよう」

という考え方だったんじゃなかろうか。

なんとか運動、みたいなやつは、
社会を悪者にして、それを変えさせようとするのが常です。

けれど、それじゃあ、ひとつの問題を解決しても、
その解決したことが原因で、
別のところにまた新しい歪みを生み出すだけ。

誰かが「悪い」と言うその「社会」は、
もう本当は「完全」なんだ。

全ては、「適応できるかできないか」という、ただそれだけのこと。

カメレオンをジャングルに案内してあげることか、

僕は、社会を変えない。

ただ、もちろん、だからこそ、

「社会を変えよう」という通念を持った人の社会のことも、
僕は否定しない。

変えたければ、変えるために頑張ったらいい。

ただ、僕に「変えさせよう」とするなら、
僕はそういうチカラからは逃げるし、
時には徹底抗戦しますけどね。