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人の集団(グループ)にも性質の違いがある
様々な性質を持った人が集まると、「集団(グループ)」が形成されます。
個人ひとりひとりだけではなく、この「集団(グループ)」にも、
当然、属性エネルギーによる、性質の違いがあります。
どんな「集団」でも根っこは同じかというとそうではなく、
明確に、大きな違いがあり、それをエレメンツコードでは、
主に2種類、明確に呼び分けています。
それは、「チーム」と「コミュニティ」です。
どちらも、言葉としては聞いたことがあると思いますが・・・・
その違い、考えてみたことは、ありますでしょうか?
エレメンツコードでの呼び分けとしては、
「風」属性のエネルギーが強い集団が「チーム」で、
「地」属性のエネルギーが強い集団が「コミュニティ」です。
属性が正反対であることからも分かるように、この2つの集団は、
「人が集まって形成されたもの」としては同じですが、その性質は全然違います。
今回は、このことについてお話します。
「目的」を同じくする集まりである「チーム」
まず、「チーム」について。
どんなものを「チーム」と呼ぶか、端的に言うなら、
「目的や目標を同じくする人が集まり、協力体制を築いた集団」
のことです。
イメージ的には、下の写真のような関係性です。
例えば、あるイベントの企画・運営のスタッフチームや、
ビジネスでのプロジェクトチームなどがその典型です。
イベントの企画・運営のスタッフチームなら、
「イベントを実施すること(成功させること)」という目的があります。
ビジネスのプロジェクトチームも、そのプロジェクトを達成するために作られ、
そのことについて考えたり話し合ったり行動するのが、主な活動内容になるわけです。
ですから、「チーム」には、目的を異にする人は、入りません。
イベントを成功させるために頑張ろう!と意気込んでいる集まりに、
「イベントなんてどうでもいいから楽しく遊びたい」という人が入って来ても、
それは軋轢を生むだけですよね。
「目的や目標が一致しているかどうか」が「チーム」への所属基準であり、
その基準さえ満たしていれば、
様々なタイプや性質の人が集まる、という性質もあります。
イベントで言えば・・・・イベントを成功させるため、
リーダー気質の人もいれば、裏方作業向きの人もいるでしょうし、
他にも様々なポジションを賄える人材が必要とされ、そこに所属するわけです。
さらに、「チーム」は多くの場合、期限付きという性質があります。
人が集まるのは一時的なものなのです。
イベントスタッフなら、そのイベントが終われば解散になりますし、
プロジェクトチームも同様でしょう。
その集団を繋ぎとめていた「目的」が消えると同時に、
集まる理由もなくなり、消えていくのが「チーム」です。
そういった短期的な繋がりである一方で、だからこそ、
そこに集中してパワーを発揮することができるため、
集まってきた人々が自己実現を果たしやすく、
人々の成長を急速に促すのも、「チーム」の特徴と言えるでしょう。
「似た者」同士が集まる「コミュニティ」
一方で、「コミュニティ」はというと、
「性質や感覚を同じくする人が集まり、協調関係を築いた集団」
というように表されます。
イメージ的には、下の写真のような関係性です。
先ほどの「チーム」との違いが、お分かりいただけるでしょうか。
例えば、同じ趣味を楽しみ合うサークル活動や、
学生時代の集まり、仕事の同期仲間などが挙げられます。
「チーム」と違い、「コミュニティ」に集まる「目的」はあまり必要ありません。
強いて言えば、集まること自体が目的に成り得ます。
例えば、気の合う仲間とよく飲みに行くのであれば、
飲んだ先に何か目的を設定するでしょうか?
いやいや、ただ一緒に飲むこと自体を楽しむはずです。
ですから逆に、「コミュニティ」の所属基準は、
「気が合うかどうか」が唯一にして最大のポイントです。
一緒にいて息苦しさを感じる相手とは、同じ「コミュニティ」にはいられません。
「コミュニティ」においては、
その人自身がどんな人なのか、
何ができるのか、
どういう長所短所を持っているかなど、
そうした個人の特徴以上に、
「雰囲気を壊さないか」ということがより強く求められるのです。
これは、
「穏やかな人ばかりの空間にガヤガヤうるさい人が入ってきた」
という場合や、その逆に、
「みんながアクティブな中にすごく暗い人が混じってきた」
という状況も考えられます。
どちらも、「コミュニティ」にはNGです。
一方で、「性質が異なる人は受け入れられない」代わりに、
性質が合う人同士であれば、存続の期限も特にありません。
特に「目的」が無い以上、気が合っている限りは、
解散する理由も無いからです。
そのため、何か月に1回とか1年に1回とか、
定期的に、そして継続的に集まり続けることができるのです。
「コミュニティ」は1度形成されてしまえば長期的に活動できるため、
そこには安心感や安全、安定が生まれます。
他者と集団になる(グループを作る)時に気を付けたいこと
こうしたことが、「チーム」と「コミュニティ」の大きな違いになります。
どちらが良い悪いというわけではなく、大切なのは、
「集団(グループ)としてまったく逆の性質を持っている」
ということを、理解することです。
これが不十分だと、集団形成はとても困難なものになります。
目的達成が重要になる「チーム」で、
その目的とは関係ない個人の問題を持ち出したり、
別の目的を掲げようとすればトラブルは起きますし、
気が合うかどうかで繋がっている「コミュニティ」で、
ヘタに目的意識を持ち出し、変革を促そうとすれば、
疎まれて集団から除外されることもあります。
人間関係がうまくいかない、グループに溶け込めない、
という人の中には、こうした「性質とマッチしないことをしてしまう」がゆえに、
孤立してしまうということもあるのです。
勿論、「風」と「地」のエネルギーどちらか一方しか持っていない人はほとんどおらず、
多い少ないの違いはあれども、ほとんどの人が持っているのと同じように、
集団においても、「チーム性向」と「コミュニティ性向」は、
どちらも混在していて、そのバランスによって成り立っているものです。
ですから、その集団の先頭や中心にいる人たちは、
特にこのことに気を配らなければなりません。
その集団が「チーム」と「コミュニティ」どちらの傾向がより強いもので、
だからこそその集団に属する人たちのエネルギーバランスをどうしていきたいのか、
ということについてしっかり考えられていないと・・・・
「チーム」の目的達成が妨げられたり、
「コミュニティ」の和が乱されたり、
ということが起きてしまうわけです。
というわけで、今日はエレメンツコード的に見た、
人の集団の傾向、「チーム」と「コミュニティ」の違いについて書いてみました。
このことは、ニーズがそこそこ大きそうなので、今後も折を見て書いていこうと思います。
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