「火」人間の目覚めには、苦しみや絶望感や怒りが必要。
「火×地」は、それらから必死で逃げ込んだ先にある。
「火×風」は、それらを打ち倒そうとした先にある。
Contents
「火」で活躍してる人は心の中に「闇」がある
天才性が「楽しいこと」「ワクワク」の先にあるのは、「水」側の人間です。
こういうことを言うと、それ自体が「火」人間に負荷を掛けることにはなるだろうけれども・・・・
なので、前提として、「そもそも目覚めることは必須じゃない」ということだけは伝えておきます。
その上で・・・・
これは、僕自身の経験からもそうだし、周りで特筆されるべき能力を発揮している「火」人間を見てもそうだし、著名な方々のヒストリーを聞いていてもそうだと思えます。
「火」性質の人で、活躍している人は皆、心の中にある「闇」がその発生源になってる。
別に、「水」の人に「闇」は無いって言ってるわけじゃないよ。
その「闇」の位置づけというか、そういうものがちょっと違います。
「火」の才能っていうのは、「闇が無いと存在し得ない」ものなんです。
人にわかってもらえず苦悩した「火風」の幼少期
例えば、「火風」の僕で言えば・・・・
僕自身に記憶のない幼少期から、「データ分析」は大好きだったそうです。
家庭用PCなんかは普及してなかった時代ですが、ウルトラマンの怪獣や仮面ライダーの怪人などのデータを、ノートに書きためて、自己流の「分析」っぽいことをやっていたそうなのです。
今の僕の「分析力」の根源はこの頃からあったと思われるものですが・・・・もし、何事も問題なく普通に育っていたら、僕はこんなふうに、「分析を仕事に」なんてしてなかったでしょう。
先日、はぎのともぴこさんにもご指摘いただきましたが・・・・
僕は、人間関係に非常に苦労しました。自分の伝えたいことが分かってもらえず、また、相手のことも分からず、悪気があるわけじゃないのに人を傷つけてしまうし、自分も苦しいし、「傷つけられた」と責め立てられることで、他人と良い関係を築くこともままならなかったのです。
僕からしてみれば、全然意味が分かりませんでした。
僕は、僕が当たり前に見える世界の話を、普通にしているだけなのに。
なぜ自分が責められなくてはいけないんだろうと。
僕によって傷つけられたと言う人からしたら心外かもしれませんが・・・・僕はいつだって哀しい想いばかりしてきました。
周りの人たちが、僕を悪者にして、一向に理解してくれない現実に対して、怒りすら超えて絶望感を抱いていたように思います。
僕は子どもの頃から正義のヒーローに憧れてきましたから、基本的に望んでいることは、「平和」であり「みんな仲良く」です。
しかし、僕から見たらこの世界は、全然それが実現されていませんでしたし・・・・
それは、自分を取り巻く、僕の主観からすれば「無理解な人たち」のせいだとすら思いました。
「僕が見ている世界では、当たり前にお互いに仲良くできるはず。
みんなが現実的にそれをできないのは、みんながバカなせいだ」
と、本気で思っていました。
「バカだから、人と人の違いなんていう、こんな当たり前のことが分からないんだ。
僕がこんなに苦しいのも、みんながバカなせいだ」
と、まぁこれだけ聞いたら、オマエ何様だよ、って怒られそうなものですが、本当にそう感じていたんですよ。
絶望からエレメンツコードは産まれた
「世界は、敵だ」
って、ずーっと思ってきました。
だからでしょうね。
今でこそ幸せな家庭を築けた僕ですが、そう思ってたその頃は、「自分のところに産まれてくる子どもは可哀そうだ」「自分は一生結婚なんてできない」と思い込んでましたから。
その想い、絶望感が、ある時、自分の中にあった「能力」と結びつくのです。
「みんなが平和に暮らせないのは、みんながバカで、僕が見ているような人と人の当たり前の違いが見えてないからだ」
という考えが、
「だったら、僕が僕の能力を使って、それを見えるようにしてあげればいいんだ」
に結びついたのです。
「心を見える化」するツール、エレメンツコードは、その産物なんです。
ともぴこさんには、
「人間関係に苦労しなかったらこんなツール作ろうだなんて思いませんよ」
と言われました。
ぴこさんは、逆に人間関係はとても順調だったそうです。そのため、こんなものを作ろうなんて発想を持ったことが無かったと。
世界が平和にならないのが本当にそのせいかどうかはともかく、少なくとも僕自身が、「みんながバカなせいだ」という怒りを、絶望感を抱えていたことが、それを打破するツールの開発と、それができる自分自身の能力開花に繋がりました。
「分からないなら、分からせてやる・・・・!!」
という、「火風」の僕の怒りから産まれたものなのです。
自分を取り巻く、自分を苦しめる世界。周りの人間の無理解。それらを、打ち倒そうとした時に、産まれたのです。
同じように、「火」の性質を強く持つ成功者には、みんな具体的には十人十色ですが、そういうものがあるようです。
彼らの「怒り」は、感情的な怒りじゃないんです。
感情の波のような一時的なものじゃなく、もう、地下で煮え滾る(たぎる)マグマのように、ずっとそこに存在しているのです。
その深さが深いほど、その温度が高いほどに、膨大な量のエネルギーを持っていることになります。
その深さは絶望の深さであり、その温度は怒りの熱です。
「火」の絶望が深ければ深いほど形にするのは難しい
ですので、「火」側の人たちにとっては、自分の能力や使命を覚醒させたいのであれば、苦しみや絶望感や怒りは、どうしても通らざるを得ないものなのです。
なお、ここで課題となるのは、
「持っている場所が深ければ深いほど地表に出すのが難しい」
「温度が高ければ高いほど表出した時に周りにも影響を与える」
という点です。
僕は、単純な技術的・能力的なことだけ言えば、エレコの開発は、もう5~7年くらいは早くできたと思います。
でも、僕の本当の願望が奥の奥の方にあったので、なかなか出てこなかったのです。
そりゃ、そこそこの良識があれば、「僕を理解してくれないバカなオマエらが悪い」なんていう考えは、外に出したところで誰からも分かってもらえないことくらい、察しがつきます。
僕を理解してくれてない人たちに、「オマエらがバカだからいけないんだ」なんて言っても、非難の的になるのは明らかでしたから・・・・なかなか言えませんでしたもの。
こういう考えをどうしても持ってしまうのに、でも、持ってしまう自分がいけないんじゃないかという気持ちも、当たり前にあって・・・・
それらの葛藤が起きていたせいで、自分の本音に気付くのが遅れ、本音を出す機会もないまま、本音に無自覚で生きてきた年月が長かったのです。
だから、5~7年も余分に長くかかってしまったわけです。
2017年にエレコを作り出すことができたのは、2016年から住み始めたシェアハウスで、「本音の自己開示」をひたすらやり続けてきたからに他なりません。
小さなことから大きなことまで、「ちゃんと本音を伝える」、そのために「自分自身の本音と、善悪や正否に関係なく向き合う」ということを、してきました。
その末に、見つけられたのです。
自分の奥深くに眠っていた怒りや苦しみを。そして、それをちゃんとこの世界に表現する術を。
自分の中のマグマを見つける作業なしに「火」の才能は開花しない
「才能を発掘しよう!!」とか、「ビジネスで成功するための知識」とか、そんなもの、役に立たないし意味がないんです。
自分の中のマグマを見つける作業なしには、どんなに後付けの知識を増やしたって、そんなものは無駄なんです。
「火」人間に、まず1番最初に必要なのは、
「自分の中の絶望感と向き合うこと」
です。
そして、本当は必ずあるはずの、「自分の中の大いなる敵意」を味方につけることなのです。
「敵意」は、「風」の人が味方につければ、世界を打ち倒す剣になってくれますし、
「地」の人にとっては、自分を守ってくれる盾やシェルターになってくれます。
「絶望感と向き合い、敵意を味方につける」ということをせずに、表面的にビジネスの勉強をしたり才能開花のワークを受けるなんていうのは、捕らぬ狸の皮算用以外の何物でもありません。
今手元に無い食材で作る料理のことをいつまでも夢想していたって、料理は作れないでしょうに。
だいぶ自分語りが長くなってしまいましたが・・・・
「火」人間は、ここが非常に難しいところです。
「絶望感と向き合い、敵意を味方につける」ということが出来た途端に、急激に世界を変えられるようになる反面、それが出来ないうちはポンコツ・・・・みたいなことがあります(笑)
昔の自分を振り返ってもつくづく思いますけど、本当に、コミュ障のポンコツでしたね。
あの当時から、今でも変わらず僕の傍にいてくれるような人は、本当に本当に数少ないですが、そうした人たちには感謝の気持ちが止みません。
自分で言うのもなんですが、あんなポンコツからは、離れて当然ですね!(笑)
ただの災害ですからねまったく。
社会でうまくやれている「火」人間ほど自分のマグマを忘れている
「火」人間は、よく、忘れそうになるのです。
というか、表面上、社会的にうまくやれている「火」人間は、だいたい忘れているのです。
自分の中に煮え滾るマグマの存在を。
忘れていないにしても、ひた隠しにして生きているのです。
それが、「仲良くやろう」が美徳の世界において、その均衡を崩す「悪」だと思っているから。
リアルな地球上の自然環境を見ても、「風水地火」の四元素の中で、「風水地」の3つは、直接的に生命を育むものですが・・・・「火」だけは、命を殺す元素ですからね。
「火」は、温度や熱という、そこから生まれるエネルギーが生命に必須ではありますが、「火」自体は、それに触れたら生き物はみんな死んじゃいますから。
今のところ地球上に、燃え盛る「火」の中で生活できる生き物は確認されていません。
もし、「命を奪うこと」を悪だと言うなら、自然において「火」は存在するだけで悪なんです。
だから、それが分かっているから、「火」人間は、自分の中の「火」を、自分の奥底に閉じ込めてしまうのです。
「火×地」は逃げろ、「火×風」はぶっ壊せ!
でも、0か100である「火」人間の天才性の発揮は・・・・
その部分と向き合うことなしには、叶いません。
何に「敵意」を抱いているのか、それをハッキリさせなければ。
「火×地」の人は、そこからひたすら逃げていいんです。
ただし、本気で逃げてください。
逃げた先にシェルターを作り、そこに閉じこもるんです。
中途半端に、その辺の草陰に隠れたりなんか、しないでください。
「火×風」の人は、世界をぶっ壊す勢いになってください。
あなたの敵を、蹴散らし、滅ぼしてください。
それは「正当防衛」です。「やらなきゃやられる」のです、あなたの見ている世界は。
大丈夫ですよ、あなたのそのエゴを包み込んでなお、世界は広く、美しく、優しいですから。
火山がひとつふたつ噴火したくらいじゃ、地球は滅びないでしょう。それと一緒です。
非常に難しい。
「水」の人の天才性なんか、いかに簡単なことか(笑)
でも、「水」の人には、エレコを作ることなんか、不可能ですから。
彼らの天才性じゃ辿り着けない場所に、「火」の人間ならば辿り着ける。
そういう「能力」を、天才性を目覚めさせたいのならば、まずは何年かけてでも、自分の中の苦しみや絶望感や怒りと向き合き、マグマを見つけることから、です。
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