よく、
「●月●日の夜って空いてる?」
というように、
内容を言わずに予定が空いてるかを聞くのは、
「失礼」「困る」と感じるという話を聞きます。
その気持ち、とてもよく分かります。
しかし一方で、
「あえてそういう聞き方をする」
という人もいるようです。
そういう聞き方をすることで、
相手との人間関係の距離をはかっているとのこと。
「内容を言わなくても、
『あなたからの誘いなら何でも行く!』
と返ってきたら、信頼関係ができている証拠だから嬉しい」
というような気持ちだというのです。
その気持ちも、とてもよく分かります。
Facebookでこのことについて呟いている人がいたので、
よくよく考えてみたのですが・・・・
これっていうのは、つまり、
主に「風」と「地」の対立
なんじゃなかろうかと、思うのです。
内容を言わずに誘いたくなるのは「風」側の発想で、
内容をちゃんと説明してから誘ってほしいのは「地」側の発想なんだろうなぁ、と。
「あなたのやることなら何でも行くよ」
というのは、とても分かりやすい、信頼のされ方です。
内容を聞かずとも、自分の人格や、普段の行いを信頼してくれていなければ、
そういう答え方はなかなかされないでしょう。
ですから、そういう支持のされ方をしたいのは、僕自身も「風」側だから、よく分かります(笑)
しかし、それを嫌がる人の気持ちも、分からなくはありません。
「人に予定を聞くならまずは内容を話してからにしてほしい」
「予定だけ聞くのは失礼だ」
というように考える人の心理というのは、おそらく、
「空いてるって言った後に内容を聞いて、
それがピンとこなかったとしても、
空いてるって言っちゃった手前、断りづらいから」
という発想からきているのではないでしょうか。
それも、とてもよく理解できます。
そして確かに、「地」側の人は、こういうことをとても気にしますよね。
元来、人の気持ちを敏感に察したり、空気を読んだり、
自分の意見の主張より調和を大切にする性質のある方々ですから・・・・
「用事があるから行けない」という理由ならばともかく、
「自分が気乗りしないから行けない」という理由は、
なかなか相手に伝えづらい、と考えてしまうのは、当然のことです。
つまりこの、「誘う時に内容を言うべきか問題」っていうのは、
「風と地の真逆の考え方の対立」なんだろうなぁと思うのです。
であるならば、これはどっちが良い悪いという話をしても、
ずっと平行線のままですよね(笑)
僕は、基本的には「火風」なので、「風」側の人間です。
ですから、「とりあえず予定の空きから聞いちゃいたい」という気持ちがあります。
しかし、こうしてエレメンツコードを通して多くの人を見ていればこそ、
「その聞き方をされると困る気持ち」も十分に理解できますので、
相当仲のいい相手じゃない限りは、内容を伝えて誘うように心がけてはいます。
そして、勝手かもしれませんが、僕自身が誘われる時は、
「内容を言ってから誘ってほしい」とも思います。
なぜなら、こだわる性質の強い「火」の部分がメインなので、
自分が参加者側に回る時は、「どんな内容か」で判断したいからです。
そして、基本的に「火」は、面倒くさがりな部分があります。
ですから、予定だけ聞かれると・・・・
「空いてるけど、何?」
というように、結局、内容を聞くことになるのが、
面倒くさいのです。
聞いた結果、結局気乗りしない話だったりすると、
それを聞き出すのに使った時間や労力が、
非常に無駄だなぁと感じられてしまうからです。
だったら、最初から内容を明かした上で予定を聞いてくれれば、
「都合がつくかどうか」と「内容を気に入るかどうか」の、
両方に1回で返事ができた、わけなので・・・・
相手に予定を聞く時、内容を同時に伝えて誘うことが多いのも、
こうした、「何度もやりとりをするのが面倒だから」というのも、
あると思います。
ただ、やはり思うのは・・・・
この「誘い方の作法の違い」みたいなものは、
それぞれ、属性が違うことによる違いであるため、
一概に「こうするべき」みたいなことは言えないと思います。
前述のような、相手に気を遣い過ぎてしまうがゆえの「地」人間や、
また、僕のように基本的に面倒くさがりな「火」人間にとっては、
「●月●日の夜って空いてる?」
みたいな、都合だけの聞かれ方は、あまりされたくないわけですよね。
「そんな聞き方は失礼だ!」とまでは、僕は言う気はありませんが、
その気遣いに「地」の人が懸ける心労などを慮れば、
気持ちが分からないわけではありません。
かといって、「風」側の人の、
「この聞き方で乗ってくれる人をこそ誘いたい」
みたいな気持ちも、分からないではありません。
やっぱりこれは、信頼されている感を感じることができるので、
とても嬉しいことなんですよね。
ですから、それを否定するのも、どうかと思います。
それに、おそらく「水」の人も、そのように、
都合だけ聞いてくることは多いと思います。
「水」人間は、「風」の人みたいな計算はしていません。
むしろ、「何も考えていない」のです笑
思ったことを片っ端から口走り、ちゃんと説明できない、
みたいな特徴を、「水」メインの場合は結構持っている人が多いです。
「面白そうなイベントあった!あの人を誘おう!空いてるかな?」
って思ったから、「空いてる?」ってことだけ、聞いてみちゃっただけです笑
彼らは、長文のやりとりをしたり、「説明」をするのが苦手なのです。
たまに、
「空いてるけど、何があるの?」
と聞き返したとしても、
「説明できないから、とりあえず〇〇まで来て!」
みたいに、内容を言ってこないことさえ、あります笑
彼らに、「ちゃんと内容を説明しろ」なんていうのは・・・・
人によっては、とても酷なことの場合もあるのですね。
ですから、この問題は、結局なんだっていいのです。
自分の気分と、そして、相手の性質によって、
ちゃんと使い分けができていると、
人間関係、スムーズに行きやすいですよね、というだけ。
「風」の人は、その承認欲求も分かりますが、
相手によっては、その人の心の安心感のために、
ちゃんと説明してから誘ってあげてください。
あなたを信頼していない、というわけじゃなく、
信頼しているからこそ、内容を聞かずには答えにくい、
という気持ちを持っているのが、「地」なんです。
ちゃんと説明をしてあげられた方が、より、
その人からあなたへの信頼は増します。
一方で、「地」側の人も・・・・
内容を聞いてからだと、断りにくいのも分かりますが、
誘ってくるその相手は、「風」側なんですから、
そんなに気にしなくていいのです。
あなたが思うほど、あなたに断られることを、
相手はきっと気にしちゃいないのです。
「予定は空いてるけどあんまり気乗りしないな~」
と思うのであれば、それを素直に伝えたって、
(言い方にもよりますが)あんまり大して気にしないのが、
「風」の方々なのですから。
「●●さんが誘ってくれたことはすごく嬉しい!!
でも、私はあまりそういうのは得意じゃないんです。
また今度別の機会があったらぜひ行きたいです!」
くらいに伝えておけば、それで十分。
「付き合いの悪いやつだ」と、それだけでは思われません。
「水」の人と「火」の人も、同じですよ。
どちらも、面倒くさがらないでください笑
「水」側の人は、面倒くさがらずに説明をちゃんとして誘ってください。
「火」側の人は、面倒くさがらずに応対してください。
「自分だったらこうする、そんなことはしない」
というのは、全部の属性において、それぞれが持っている思いです。
「内容を言わずに誘う」のも、それはそれでその人の「正しい誘い方」。
「内容を聞いてから誘うべき」も、それはそれでその人の「正しい誘い方」。
どちらも、それぞれを「正しい」とする見方があります。
それを踏まえた上で、
目の前の相手と良好な人間関係を築くため、
今自分はどういう行動を取りますか?
というだけの、お話です。
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