
「サポート」には、大きく3つのタイプがあります。
1.相手をパワーアップさせる「強化系」
2.リスクヘッジを考える「防衛系」
3.傷ついた時に癒す「回復系」
一口に「人をサポートしたい!」と言っても
適性や必要スキルは違うので、ちゃんと定めていきましょう。
それぞれ解説していきます。
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1.「強化系」のサポーター
要するに、ビジネスだったら売上げをアップさせたり、
恋愛だったら相手と上手くいくよう取り持ったり、とか。
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相手が何を目的にしているかで、
パワーアップさせる方向性も違ってくるので、
そこをちゃんと見極められることが大切。
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「目的」は「課題(=解決すべきこと)」とも同義なので、
そこを見誤るとうっかり違うサポートをしてしまうことになりかねません。
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例えばですけど、「売上げをアップさせたい!」って相手が言ってきた時に、
本当にそれが正しいのかっていうね。
本当は「売上げアップ」ではなくて、
売上げはそのままでもブランド力を高めて
客単価をアップさせる方が必要なのかも・・・・みたいなところ。
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正しく目的・課題を設定して、
そこにその相手が最短距離で迎えるよう、
滑走路を作って環境を整えたり、邪魔なものを取り除いてあげること。
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2.「防御系」のサポーター
シンプルにリスクヘッジであったり
手間やコストの削減をおこなうサポートです。
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つまり、分かりやすいところで言えば
「節税対策」とか「事務作業の代行」とか、そういうところ。
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相手が目指している進行方向についてどーのこーのするんじゃなくて、
後ろからその人の足を引っ張るような問題を切り落としていくようなもの。
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または、事前にそういう問題が発生しないよう、
外からその人に悪影響が飛んでこないように
「盾」や「城」を築きあげるようなもの、でもあります。
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ソレがあるから売上げがアップするというわけではないけれども、
ソレがないとその人の活動の効率が著しく悪化する・・・・
みたいなところを補っていくものです。
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3.「回復系」のサポーター
癒してあげるようなサポートですよね。
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「疲れて帰ってきたパートナーにマッサージをしてあげる」とか、
このサポートの典型だと思います。
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身体についてもそうですし、メンタル的なことに関しても、
「愚痴を聞いてあげる」とか「気晴らしに付き合う」とか、
そういうのも立派なこのタイプのサポートと言えるんじゃないでしょうか。
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あと・・・・
そういう面をピックアップすると
感性・感覚ベースの「水」側のサポートなのかと思われがちなんですけれども
(そしておそらく大部分はそうなんでしょうけど)、
「火」側の回復系というのもあると思います。
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それは例えば、債務整理とかって、そうなんじゃないかなぁ。
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人間の身体や心が疲れてきた時に癒すのは
まさにマッサージとかカウンセリングとか含め、
「水」系の切り口が多いでしょうけど、
例えば会社や事業が疲れてきた時に癒すのは、
そういうことなんじゃないかなーと。
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あと、電子機器等のメンテナンスもそうですよね。
修理屋さん、エンジニアさんとかもそういうことができます。
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エレコタイプ別のサポートの形
「地」属性っぽいイメージがしますし、
実際にそういうことは多いですけれども、
本質的には上記の「サポートタイプ」を考えていくことで、
属性に関係なく他人のサポートを仕事にすることができます。
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性格的に「自分が前に出るよりも
誰かのサポートをしている方が好き」という人が
「地」の側に多く、それとマッチしやすいので
結果的に「地」側のサポーターが多くいるというだけですね。
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ビジネス的に見たら、「風」側のサポート職も沢山あります。
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それに、「水」側と「火」側でも、やれる内容は違ってきます。
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特に「水」側の人で時々、
「私は事務作業が苦手だから大したサポートしてあげられない」
って言う人がいるんですが・・・・
「サポート」と「事務作業」はイコールではないので笑
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それに、
「私には話を聞いてあげることくらいしかできない」って言う人もいますが、
いやいや、それもちゃんと「サポート業務」として自覚しておこなえば、
大切なサポートなんですよ。
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なお、それぞれのエレコタイプ別の具体例を挙げれば・・・・ㅤㅤㅤ
「火×風」の場合
「火×風」は、職業としてはコンサルタントや士業なんかが、
まさにそれにあたると思います。
自分自身が何かをBtoCで売るのではなく、
BtoBで相手の問題解決をすることで
間接的に社会へ影響を与えるのが、この仕事ですから。
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これを、「売上げアップ」という直接的な課題に取り組めば
「強化系」になりますし、相手の目的に直接関わる課題以外にも、
それを妨げる問題をしっかり捉えてその人の代わりにブッ潰してやりましょ、
ってなれば「防衛系」です。
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さらに、「火×風」で
「回復系」はちょっと考えにくいかもしれませんが
(このタイプと話してて癒されるとかあんまないでしょw)、
例えば医者はまさにここに当てはまります。
もちろん個人にもよるでしょうけど、
お医者さんの大半は性格的には「火×風」みたいですよ笑
東洋医学だとちょっと違いますが、
西洋医学はまさに「病気という敵を倒す」という発想なので、
まさに「火×風」が増えるんですよね。
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「水×風」の場合
また、「水×風」であれば、
基本的にはプロモーションや応援などがサポートに当たります。
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これもまた、そのサポートしたい相手の
前方(目的への道のり)にダイレクトアタックなのか、
それとも後方を守るために展開するのか、
はたまた疲れてるところに癒しをもたらすのかで、
性質が変わってくるといったところですね。
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「火×地」の場合
それから、「火×地」であれば、
エンジニア的な職業や秘書・参謀的な関わり方がまさにそれです。
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何かを構築したり、整理したりが得意なこのエレコタイプの人は、
相手が飛び立つための滑走路を作れば「強化系」ですし、
敵からの攻撃を防ぐ盾や壁を作れば「防衛系」ですし・・・・
「回復系」としては、直接的に癒すというよりも、
言うなれば「回復アイテムを作る」「回復させられる仕組みを作る」
といったところでしょう。ㅤ
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「水×地」の場合
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そして「水×地」のサポーターは・・・・
これ、「職業」として捉えるとちょっと分かりにくくなりがちなんですけど、
基本的には「回復系」として、マッサージで身体を癒したりカウンセリングなどで
心を癒したり、みたいなことをベースに考えてください。
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というか、そういう「職業」としてだったら、
比較的多くの人に適用しやすいので。
「回復系」としてはまさに分かりやすいですし、
「防衛系」も「予防のための~~」って考えたらすぐイメージできますよね。
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一方で、「水×地」の「強化系」は、これちょっと難しいんですよ・・・・
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その最たるポジションは、ずばり「お嫁さん」だからです。
(男女を問わずですがイメージが分かりやすいのでこの表現をしてます)
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「風」人間って、守るべき相手がいると、アガるんですよ。
パワーアップするんです。
マンガとかでも、恋人の愛情を受けて
すごいパワーを出す展開ってあるじゃないですか。
あーいうの。
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ただこれは、基本的に
「本当に大切な人との間にしか成立しない」
というところがあります。
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まぁ、厳密には成立し得なくもないんですが・・・・
キャバ嬢さんや風俗嬢さんは、「この子のために頑張る」って
男性を奮起させられる場合もありますので、
上手くやれば不特定多数に対しての「強化系」になれます。
でもあんまり大っぴらにオススメはしませんね。
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ただ一応、構造としてそうやって
誰かにとっての「大切な人」になることで、
その人のパワーを高めるということができますという話です。
できればそれは、「大切な誰か特定のひとり」に注げた方が、
「水×地」側としても嬉しいよねという感じです。
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なお、これは僕のイメージですが・・・・
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「火×風」側のサポーターは、
「勇者に対する戦士」みたいな感じなんですよね。
勇者が心置きなくボスと戦えるように、
「ザコはおれに任せろ!」みたいな感じの。
一緒に肩を並べて戦う仲間です。
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一方で「水×風」側のサポーターは、勇者の攻撃力をアップさせるような、
いわゆる「バフ」系のサポートなんじゃなかろうかと。
敵に攻撃するのはあくまで勇者(ともしくは戦士も)。
自分は後方支援に徹しますぜ~ってことですね。
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同様に、「火×地」側のサポーターは、魔法使いかな。
ポジション的には後衛であり、あんまり前線には出ません。
けれども、後ろの方から攻撃魔法をバンバンかましていったり、
防御魔法で鉄壁の布陣を作ったり、みたいな感じです。
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そして「水×地」側のサポーターは、
勇者と同じパーティにいれば僧侶などの回復役ですし、
基本的にはあんまり「一緒に戦う」というところにいないことが多いです。
どちらかといえば、戦闘には出ないような
サポートキャラの方が向いているんじゃないでしょうか。
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全体的に見ると、「風」が強いほどに
「一緒のパーティで戦う」スタイルが多くなりそうですし、
「地」が強いほどに裏方感が増していくような感じですね。
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もちろん、一概には言えませんけど。
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僧侶のように、「地」が強くても
一緒のパーティで最前線で相手を回復させる仕事もあるでしょうし・・・・
「風」が強くても、
同じ戦場には立たないパターンもあるんじゃないかと。
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ただとにかく、ここでイメージしていただきたいのは・・・・
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まず、ㅤㅤ
サポート=「地」ではない
ということ。
「サポート」っていう言葉が持つ意味が結構広すぎて、
この言葉を無自覚に使ってしまうと、
本当に自分がしたいサポートがどんなものなのか見失ってしまいますし、
相手との認識のすれ違いも生まれます。
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少なくとも、「強化系」なのか「防衛系」なのか「回復系」なのか、
どういう切り口でのサポートが自分はできるのか、
したいのかをよくよく考えてみることをオススメします。
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誰もが誰かのサポーターである
「誰もが誰かのサポーターである」とも思っています。
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『ONE PIECE』のルフィみたいな
少年漫画の主人公レベルに振り切っているならともかく、
ほとんどの人は、自分が主役の舞台もあれば、
別の場所では誰かをサポートするポジションになるということがあります。
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なので大切なのは、
サポートがしたいかどうかっていうこと以上に、
自分はどんな関わり方ができるのか
ということを、事前にちゃんと明確にしておくことです。
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「私は『風』だから『地』のことは苦手なのでサポートはできません」
とかじゃなくてね。
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「風」なら「風」のサポートのスタイルがあります。
どこへ行っても自分が主役になろうとするのを、
ダメとは言いませんが・・・・
そうじゃない場面での立ち回り方を、
考えている人とそうでない人とでは、
人間関係の築き方やその深みが全然違ってきます。
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結果的にサポートのポジションに回ることになったなら、
「じゃあこういう役割をしよう」とすぐに切り替えて、
「自分らしいサポート」ができることが、
すごく大切なんじゃないかなーと思います。
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まぁ、自分は「水×風」なのに
「火×地」のサポートを求められても、
それはしんどいですけどね。
そういう場合は
「それは私の役割ではありません」でいいんですけど。
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ただ「サポート」っていうだけで
「それは違う」って思ってしまうのは・・・・
ちょっともったいないんじゃないかなぁと思います。
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その意識を持ち、自分がどんなタイプのサポートができるのか、
よくよく思い描いてみることをオススメします。
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