各属性の「成熟」「成長」にきわめて大きな影響を及ぼすのは、
「風」と「地」にとっては「社会的ポジション」、「火」と「水」にとっては「根源的な願望」。
各属性が「成長」するための大切な要素
前にも書いたことがあるけれど････
「風」と「地」は、「ポジショニング」や「人間関係」に関する属性。他人との関係性や集団の中でどういう位置取りをするか、という。
「火」と「水」は、「自己表現のスタイル」に関する属性。自分の欲求や願望をどういう形で表現するか、という。
「風」と「地」は他人の存在が大事
だから、「風」と「地」の成熟には、他人が関係してくる。
「風」なら、「人の『上』に立てるか」というのがすごく重要。リーダー的な役割を担うだとか、組織で上の方の地位に就くとか。
上下関係や序列を気にする属性だからこそ、自分が「下」と感じてしまってる時は、なかなか本領を発揮できない。
組織じゃなく友人関係でも、「対等」よりは「先輩」という立場や、頼られるようなポジションにいてこそ、輝く。
「地」の場合は、上下関係ではなくてもいいけれど、「安定」しているかどうかが重要。
誰かに揺るがされることのない、確固たるポジションを確保できている安心感がある時に、心が本領を発揮する。
結果的にそれが組織内では「地位」になることもあるし、人間関係においては「信頼できる友人と一緒にいられる時」になる。
「火」と「水」は自分の気持ちが大事
一方、「火」と「水」は、誰が何と言おうと「自分自身に対して正直になる」ということを通すことでしか、自分を真に幸せにすることはできない。
「火」は、自分の内側に構築されている「異世界」を、いかに他人が理解してくれなかろうと、自分がそれに真摯に向き合えるかどうかが大切。
他人からの理解を中途半端に願って妥協しているうちは、ずっと欲求不満がつきまとうことになる。
「水」は、自分の感性、見えている世界への反応の感度をトコトン上げていくことが必要。
「好き嫌い」「気持ち良い悪い」「楽しいつまんない」「やりたいやりたくない」を、正直に、そして正確に選び取っていく感覚を磨く。
自分に嘘をついたり、他人に遠慮したり、我慢したりしているヒマがあったら、どんどん飛び出していくこと。
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