よく、「自分に向き合う」という言葉が使われているのを聞きますが・・・・

その具体的な手法も、属性によって変わります。

みんながみんな、同じやり方をして「自分と向き合う」ができるとは限りません。

 

 

厳密に言えば、属性別の向こう側に、さらに、
個人での違いがあるとは思いますが・・・・

まずは、簡単な「レベル1」の手法を、属性別にご紹介します。

 

「自分と向き合う」ということに、苦手意識のある方は、
まずこういうところから手を付けてみるといいかもしれません。

 

 

 


「火」

とにかく考えていることをノートとかに書き出しまくってください。

誰にも見せない前提で良いですから、黒いこともゲスいことも何もかも。

最低でも10万文字くらいは書き出せなかったら、自分と向き合っていることにはなりませんよ。

別にその10万文字を一気にやれってわけじゃなく、時間がある時でいいですから、
とにかく自分の考えていることを、ノート5冊分くらいは書き出してください。

「自分の内側の世界の輪郭」が出来上がることが、「火」の「自分と向き合うこと」です。
そのために、「言語化」っていうのがすごく大切。

どうしても「言語」がダメなら、「絵」でもいいです。
「絵」の方が描きやすいって人もいますもんね。

そういう人は、自分の内側から出てくるエネルギーで、絵を100枚以上描いてください。

 

 

「水」

好きなものと嫌いなものをハッキリさせてください
とにかく気持ちよくいることが大事なので、自分の心・体・感情に敏感に。

「水」の人に、本来、「内省」という能力は元々備わっていません。

だから最初のうちは、「自分自身」というものの答えを、自分の内側にではなく、外側に探すのです。
「火」の人の逆ね。

日記書くといいですよ。
これが楽しかった、あれが楽しかった、これは嫌だった、っていう、自分の感情の日記。

自分とちゃんと向き合えている「水」の人って言うのは、
『自分の好き嫌いをちゃんと自覚している』人のことです。

 

 

 

「自分と向き合う」ということのレベル1は、まずこれらのことを、
「火」「水」の、どちらか得意な方から手を付ける、っていうことです。

 

 

なお、基本的に、「自分と向き合う」っていうのは、
自分軸のアクションですので、「火」「水」のエネルギーです。

自分の中で、そのどちらか、エネルギーが高い方からアプローチしてみたらいいと思います。
同値の人はどっちからでもいいです。

(第1アイデンティティが「風」「地」の人でも、
「自分と向き合う」ということをする時にはまず、
「火」「水」の得意な方からやってみてください)

ちなみに、上にも少し書きましたが、
そもそも「自分と向き合う=内省・内観」という行動自体、
「火」の人が得意とするところであり、逆に「水」の人は苦手とするところですが・・・・。

(「向き合う」の概念や次元が違うとも言う)

 

 

さらにそこから、「自分と向き合う」を補佐するのに、
「風」「地」もうまく使うといいですよ。

それがレベル2です。

 

 

「風」は、どんどん行動してください。

結果を出す、タスクをこなす、そういう「達成」が、
自分のエネルギーを整えますので、それらを通じて自分と向き合いやすくなります。

 

「地」は、身の回りのものを整えてください。

部屋の掃除をするとか、そういうことですね。
ごちゃごちゃして安心できない環境にいたら、自分と向き合うも何もないです。

身体が不調ならまず治す。ストレッチをする、ほぐす。
食事を改善する。

そうやって、日常生活を整えてから、自分と向き合ってください。

 

 


こうして、レベル2では、「風」「地」の、どちらか得意な方の行動で補佐をします。
その上でまた、「火」「水」の自分の得意な方で自分と向き合ってください。

 

 

 

つまり僕(林原琢磨)で言えばなので、

 

レベル1「とにかく書き出す」
レベル2「書き出した結果を受けて行動に移す」→「その上でまた書き出す」

 

という流れです。

 

 

 

なお、詳しくはまた別の機会に書きたいと思いますが・・・・

レベル3は、「火」「水」の、自分が苦手とする方をやります。

レベル4は、「風」「地」の、苦手な方をやり、その上で「火」「水」の苦手な方をやります。

 

レベル5は、全部くっつけます。

 

すなわち、の僕で言えば、

 

「自分の考えを書き出す」

「行動する」

「自分の考えを書き出す」

「自分の好き嫌いを書き出す」

「部屋の掃除をする」

「自分の好き嫌いを書き出す」

「自分の考えを書き出す」

 

というところです。

 

別に、必ずしもこれらひとつひとつのアクションを、
きっちり区切っておこなう必要はありませんが・・・・

こういうイメージでいてください、ということです。

 

「火」「水」得意な方
→→「風」「地」得意な方
→→→→「火」「水」得意な方
→→→→→→「火」「水」苦手な方
→→→→→→→→「風」「地」苦手な方
→→→→→→→→→→「火」「水」苦手な方
→→→→→→→→→→→→「火」「水」得意な方

 

みたいな感じです。
手を付ける属性の順番だけ、意識していればOKです。

なお、分かりやすく属性別にポイントを作るなら、

「火」「思考」にフォーカス、

「水」「五感」にフォーカス、

「風」「行動」にフォーカス、

「地」「環境」にフォーカス、

というところです。

 

 

今回は、このあたりで。



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