エレコみたいに、性格・性質を分析するツールを使ってコンサルやセミナーをやっていると、必ず聞かれることのひとつに、
「「水×風」の属性だったら、どんな仕事が向いていますか？」
というものがあります。
「水×風」が向いてる仕事という発想がナンセンス
そう聞きたくなる気持ちは分かりますし、ある程度は属性別に仕事の向き・不向きがあることも確かです。
例えば、
○ヨガインストラクター
○ヘアメイクアドバイザー
○セラピスト
○ヒーラー
○アーティスト
〇整体師
〇イラストレイター
〇占い師
〇マッサージ師
などなど････
「水」の、感性・感覚を活かしてできそうな仕事は、色々とありそうです。
しっかーーーーし！！！！
「水×風」側のあなた方は、そもそも、「どんな仕事が向いているだろう？」と考えること自体が間違っているのです！！！
あなたに向いている仕事とは････
「あなた」
という仕事です！！！！
「水×風」が肩書きに囚われてはいけない理由
････とだけ言っても分かりにくいかと思いますので、もう少し詳しく説明させていただきますと････
基本的に、「水」側の人は、仕事をする時、その「職種」や「肩書」に縛られてしまうのが良くないのです。
理由は色々あるのですが、最も重要なこととして、
「好奇心旺盛で飽きっぽいから」
というものがあります。
例えば、今「ヨガインストラクター」にすごく興味があって、それを頑張れば、そのうち、そこそこの成果は出せるかもしれません。
けれども、往々にして「水」の人は、何かたったひとつだけに集中して絞り込むことが苦手です。
おそらく、必ず、「ヨガインストラクター」以外のことをしたくなる日が来ます。
そうなった時に、またゼロからスタートしなければならなくなるのです。
次に、「ヘアメイクアドバイザー」をやりたくなったとしましょう。
けれども「ヨガインストラクター」として自分を売り出していたとすると、それをやめてしまえば、そのお客さんはほとんど「ヘアメイクアドバイザー」の方には来てくれないでしょう。
そのお客さんたちが求めていたのは、「ヨガ～」であって「ヘアメイク～」ではないのですから。
ビジネスの場において、「仕事を変える」というのは、物凄く大きなリスクを伴います。
また、複数のビジネスをしている人も、なかなか認知されにくいものです。
「あれもこれも色んなことに手を出しているけど、どれも中途半端なんじゃないか」
って思われてしまえば、どんどんイメージはマイナスに働きます。
単純な話ですが、
「ヨガとヘアメイクとセラピーとヒーリングとアートを、それぞれ１年ずつ（全部で５年）やってきました」
という人と、
「ヨガだけ５年間突き詰めてきました」
という人がいたら、そのクオリティだけ見れば、お客さんがどちらの人にお願いしたいかは、お分かりになると思います。
そういう意味において、「色んなことに興味がある」という「水」の性質は、ビジネスの場においては、不利になってしまうことがよくあるのです。
「水×風」は“あなた自身”のファンを増やそう！
職種や肩書が何であろうと、それらで勝負しようとしているうちは、「水」側の人が自分らしく稼ぐのは、ものすごく難しいのです。
お客さんに選んでもらう理由が、「仕事の内容」であるうちは、自分を活かしきれません。
そうでなくて････
「あなただから」という理由で選んでもらえるようにするのです。
あなたの仕事が何であっても、「あなたに会いたかったから」という理由で来てくれるような、「ファン」を増やしていくのです。
これは基本的に「水×地」も同じですが、前に前にどんどん進んでいき、ひとつひとつを丁寧にやるのが苦手な「水×風」側の人は、特にそうです。
「何をしている人？」
と職業を聞かれたら、
「〇〇〇（自分の名前）です！！」
と自信をもって答えられるように。
最初のうちは、何言ってるんだこの人？って反応をされるかもしれませんが････
肩書や技能、仕事そのものではなく、自分自身の存在そのもので「ファン」ができると、「水×風」の人の未来は、どんどん切り拓いていけるようになりますよー！！！
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