
これまでのエレコは、「自分らしさを作っていく」ためのツールだった。
他者との違いを認識し、それを通じて自分を知り、才能を発揮することを目的とした。
これからのエレコは、いわば「自分らしさという型を解いていく」ためのツールとなる。
視座を、ひとつ、上げる。
自己理解を4段階に分けると、
「自己」について考えたこともない──レベルⅠ
分かってはきても受け入れがたい──レベルⅡ
理解し受け入れて確立する──レベルⅢ
一周まわってどうでもよくなり、自由になる──レベルⅣ
となる。
これは僕の表現での4段階だけど、先行研究なんかを見ていると、異口同音にどれも同じようなことを言っている。
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そして、今までのエレコは、レベルⅢを目的としたツールだった。
なぜなら、
概ね、人生における問題・課題のほとんどは、レベルⅠとⅡにおいて発生するから。
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自己が確立できていないから、人間関係にトラブルを生じたり、ビジネスが上手くいかなかったりする。
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レベルⅢに到達すると、まぁそりゃ問題そのものは消えないけど、
でもそれらをクリアしていくための確かな力も携えている状態になるので、まったく「深刻」ではなくなる。
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ここがフラット。
ここがゼロ。
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これまでのエレコは、まずはフラットになりましょうよ、と。
マイナスを少なくともゼロにしましょうよ、と。
レベルⅢからⅣへの道のりでは、困難も含めて人生のすべてを楽しんで生きていくフェーズに入る。
どんな現世の問題も、まぁどうでもよくなる。
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カレー食べようかな、それともパスタかな、くらいの話になる。
ただ、気を付けなければいけないのは、レベルⅡとレベルⅣが似てしまっていること。
レベルⅣに進んでいるつもりで、レベルⅡに戻って自己を失ったり他者を侵害するようになってしまっては意味がない。
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自分で自分をレベルⅣだと思う時は、十中八九、レベルⅡに堕ちている。
なぜならレベルⅣは、レベルという概念を超越して自己と他者をともに尊重できる境地だからだ。
一緒くたに見て同化するわけではない。ㅤ
「どの属性にも属さない」のではなく、
「すべての属性を持っている」のがレベルⅣだからだ。
つまり、属性に分けることで相互理解を深めるフェーズから、「属性なんてどうでもいいよね」でひとつになるフェーズへ。
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これを「自分らしさ」や自己理解ではなく、能力を軸に解説すると、
自分と他人の境目が悪い意味で曖昧な状態(レベルⅠ)から、
他者との違いを知ると、能力が発生する(レベルⅡ)。
そこから自分の強み・個性を育てると能力は完成する(レベルⅢ)。
そして、今度は良い意味で自分の枠を取り払い手放すと、能力が覚醒する(レベルⅣ)。
覚醒した能力者って例えばこんな感じ。
©P98-24
例えば性格性質のベースが「水」にある人の場合・・・・
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他の属性との違いを知って、
「これって私が『水』だからできることなんだ」みたいに自覚すると、
「水」としての良さに目を向けられるようになる。
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感性が豊かだよね、とか、共感力があるよね、とか。
これが「能力の発生」。
ちょっとした強みとして、自他に認識されるようになる。
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次の段階である「能力の完成」とは・・・・
自分の強みを自覚し、活かし、「これで私は社会や他者に貢献できる!」
と、自分なりの武器・アピールポイントに昇華している状態。
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「共感力があるよね」で終わらせるのではなく、
「この共感力を活かして人に寄り添うことこそ私の天職!使命!」くらいにできる状態。
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なお、この時はまだ、「私は『水』だから『火』のことは苦手」という意識がある。
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「能力の発生」段階では「なんとかその苦手を克服しなきゃ」みたいに思って、
頑張りすぎて空回りしてしまうことも多いけど、
「能力の完成」段階では良い意味での諦めがつき、
「『火』は苦手だけど、だからこそ私は『水』の部分を思いっきり活かしていこう!」と開き直れる。
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そこから、「能力の覚醒」においては・・・・
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得意とか苦手とか、そういう個人の自意識はどうでもよくなる。
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「水」が「やりたいからやる」を突き詰めていった結果として、
気付いたらキャリアが長くなって「火」の専門性を手に入れていたり、
「お役目だからやる」と受け入れることで苦手意識が消えることもある。
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何にしても、陰極まって陽となり陽極まって陰となる。
「完成」段階がイメージ的には「水100の火30」みたいなところ、
「覚醒」段階においては、「水200の火100」みたいな感じになる。
「火」が苦手、ではなく、「水」が凄まじく得意、みたいな感じになる。
元は苦手だったはずの「火」すら、そんじょそこらの「発生」段階のヒヨッコと比べたら超強い感じになる。
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そういう感じ。
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感受性豊かで行動力あるまま、それでいて専門性の確立された「水」、
頭で考えるタイプでありながら感情や直感も使いこなし人柄もいい「火」、
バリバリと社会的地位も上げていけるのに穏やかな家族関係を持てる「風」、
控えめで落ち着いているにも関わらずいざという時は先陣切って戦える「地」。
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そういう「覚醒」状態に至る。
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この「覚醒」状態こそ、レベルⅣ。
「どの属性にも属さない」のではなく、
「すべての属性を持っている」状態。
そこに到達することこそが、「豊かな人生を歩む」ということなんじゃなかろうか。
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